先週はGⅠはお休みでしたが、地方競馬の祭典JBC競走が盛岡と門別で開催されました。メインのクラシックは1番人気のテーオーケインズが快勝。スプリントはダンシングプリンス、レディスはヴァレーデラルナが勝利しました。クラシックの2、3着とレディスの1、2着は3歳馬で、過去の成績からは3歳は苦戦となっていましたが、ダート界にも新しい波が来ているようです。かつてのダート3強であったゴールドアリュール、キングカメハメハ、サウスヴィグラスたちが徐々に姿を消しつつあります。ゴールドアリュールと、キングカメハメハは、多くの後継馬を出しており、それらの時代に受け継がれていくようです。サウスヴィグラスは、地方競馬で8回リーディングを記録しましたが、後継馬となるとこれといった馬は出てきていません。ただ、圧倒的な勝利数を上げた馬ですから、母の父として血は残していくでしょう。

 

 現在のダート界を引っ張っているのは、ヘニーヒューズです。多くの勝ち馬を出しており、中央の芝、ダートの比率でいうと、ダートが98%に上ります。例えば、東京ダート1600mでは只1頭20勝を挙げ、独走状態です。芝・ダートの二刀流のキンカメもドゥラメンテ、ロードカナロアの産駒が二刀流で、ダートもホッコータルマエが徐々に力を出し始めています。ゴールドアリュールもエスポワールシチー、コパノリッキー、スマートファルコンなどがそこそこの活躍で、大物のクリソベリルもスタンバイしています。

これらの馬が今後のダート界をヘニーヒューズと共に引っ張っていくことになるのでしょう。ドレフォンなどもこれから大物を出してくるかもしれません。もう一つ注目のレースがありました。アメリカのJBC競走です。

 

 日本のJBCクラシックの馬券を少し買いました。テーオーケインズとメイショウハリオの2頭軸で流しましたが、メイショウが5着と案外で外れました。テーオーケインズはシニスターミニスターの産駒、メイショウハリオは、パイロの産駒です。この父親2頭もダートの活躍種牡馬です。どちらもアメリカの名馬APインディにさかのぼります。APインディの父は三冠馬のシアトルスルーです。この系統はボールドルーラー系として、ノーザンダンサーやミスタープロスペクター全盛の時代にアメリカで生き残って繫栄してきました。そして、APインディからプルピット、タピットとつながり、怪物フライトラインを出したのです。先日のアメリカBCクラシックで8馬身差で快勝のフライトラインはこれで6連勝。その着差の合計は何と71馬身です。アメリカ競馬界ではセクレタリアトの再来との噂です。日本でも再来年からダート競馬重視の番組が出来るようですが、APインディ系統のシニスターミニスターとパイロからひょっとするとフライトラインのような馬が出るかもしれませんね。夢の話として期待しましょう。