無敗のバーイードが敗れました。英チャンピオンズCで4着。11連勝ならずで最終戦を終えました。引退戦のタイキシャトルを思い出しました。私が今までまず負けないだろうと思った馬は3頭いました。しかし、天馬トウショウボーイはダービーでクライムカイザーに敗れ、皇帝シンボリルドルフは天皇賞秋でギャロップダイナに差され、天才ディープインパクトは、有馬記念でハーツクライに敗れました。強い馬でも敗れることはある。生き物だから調子の悪い時もある。無敗で勝ち続けるのは至難のことです。

 

 さて、クラシック最終戦の菊花賞です。皐月賞馬もダービー馬もいません。まぁ、過去にもあったことです。選択肢が増えた現代では、特別なこととは思いません。まだ実績がなくとも長距離得意と思われる馬が挑戦すればいいことです。本場のセントレジャーが廃れても気にすることはないのです。それぞれの国で判断すればよいことです。長距離全体を見れば、欧米の重賞で2700m以上は約40レースほどあり、GⅠも9レースほどあります。現在のNO1ステイヤーは、キプリオスで、伝統のゴールドカップ、グッドウッドカップのGⅠ勝利を含む10戦8勝。特にグッドウッドCでは、20馬身差をつけての圧勝でした。キプリオスの前のチャンピオンだったのは、ストラディバリオスで世代交代が行われたのです。ストラディバリオスは、とても人気のある馬でした。日本でもゴールドシップやキタサンブラックのように強くて人気のあるステイヤーがいましたね。こうしたスター馬が出る限り、長距離は支持されていくでしょう。最近の菊花賞馬も上記以外で、フィエールマン、ワールドプレミヤ、タイトルホルダーと、一流のメンバーが名を連ねています。菊花賞で真価を出した馬たちです。菊花賞フォーエバーですね。

 

 春の上位馬はいなくても注目される馬たちがいます。圧倒的な実績を持つレースがセントライト記念と神戸新聞杯です。今年もこの2レースを勝ち負けした馬が主役になっています。セントライト記念の1、2着馬ガイアフォースとアスクビクターモアに神戸新聞杯1着馬ジャスティンパレスが主役です。アスクビクターモアとジャスティンパレスの父はこのレースに強いディープインパクトで、5勝目を狙います。ディープの2歳馬は国内6頭しかいないそうで、来年それらが出て来るか分かりません。今年が最後の可能性もあるでしょう。ガイアフォースは、キタサンブラック産駒で、今後の菊花賞で主流となる血統になるかもしれません。その父ブラックタイドは、ディープの兄ですから菊花賞血統として文句ないところです。この3頭の壁はかなり高いと思いますが、菊花賞は思わぬ馬が出て来ることもよくありました。春に青葉賞勝ちで、ダービー5着のプラダリアは、神戸新聞杯は8着でしたが、一変するかもしれません。父はやはりディープインパクトで軽視できません。あと2頭は、春クラシックには乗れませんでしたが、堅実なドゥラドーレスと夏の昇り馬ディナースタ。どちらもドゥラメンテ産駒で前者は横山武史、後者は横山和生の好調な兄弟が騎乗です。

 この6頭の馬運と3連複をボックスで買ってみようと思います。GⅠ初勝利の騎手が続いていますが、ここでは、ジャスティンパレスの鮫島駿騎手が該当するのかな?GⅠではないけど、クラシック未勝利の田辺騎手にも注目したいです。そろそろではないかと。