今年は野球伝来150年という事を以前書きましたが、その記念すべき年にセ・パともに大記録が生まれました。4月のロッテ佐々木朗希投手の完全試合に始まり、最終戦ではヤクルト村上宗隆選手の年間56号の日本人最多ホームラン新記録で幕を閉じました。
まだCSや日本シリーズは残っていますが、メジャーリーグでの大谷翔平選手の大活躍と共に記憶されるシーズンとなりました。また村上選手は、史上8人目の三冠王にもなりましたが、この打率、打点、本塁打の三冠は打者にとっては最高の栄誉です。過去の7人は、戦前の中島治康(1938年・秋リーグ)、戦後では、野村克也、王貞治、落合博満、ブーマー、バース、松中信彦です。(複数回あり)日本のプロ野球の歴史に残る強打者ばかりです。
競馬にも三冠がありますね。3歳馬のクラシックレース、皐月賞、ダービー、菊花賞です。ちがう競馬場のちがう距離を勝ち抜かねばならないのです。偶然にもこちらも8頭の名馬が名を連ねています。セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルです。第1号は戦前のセントライトで1941年でした。野球の歴史と何となく似ていますね。時代とともに名馬、名選手が現れ、人気を集めました。三冠王、三冠馬はファンを引き付け、時代を盛り上げました。
競馬の三冠馬には共通するものがあります。セントライトは3歳時のみの出走でしたが、他の三冠馬は菊花賞以後も出走し、必ず1回はGⅠ(GⅠ級)レースに勝利しています。つまり同期との戦いだけではなく他世代にも勝利しているところに値打ちがあると言えます。もう一つは、ミスターシービー、コントレイル以外の三冠馬は、すべて兄に重賞勝ち馬がいます。父は名種牡馬ばかりですし、やはり最高クラスの馬は良血揃いといえましょう。今年は三冠馬は登場しませんでしたが、牝馬三冠は来週にかかっています。これも楽しみです。なお、外国では牝馬三冠はないところがほとんどらしいです。我が国における牝馬三冠の創設は盛り上げにはいい企画だったといえるでしょう。
〇お知らせです。
競馬写真家写真展が大阪フジフィルムフォトサロンで行われます。コロナで2年ほどお休みしましたが、再開されます。
10月14日(金)~ 10月20日(木) 時間:10:00 ~ 19:00(最終日は14:00まで)
ー地下鉄堺筋本町駅からすぐー
*久保吉輝カメラマンをはじめ7人の迫力ある写真をお楽しみください。