とりあえずGⅠ二つの感想です。

 先ずはスプリンターズS。荒れましたねぇ。まだGⅠ1番人気の敗戦は続いていました。小粒だと私は書きましたが、その通りで、勝ちタイムも条件戦より悪く首をかしげる始末でした。勝ったジャンダルムは7歳馬。今年は異常に7歳馬が頑張っています。過去に7歳以上でこのレースを勝ったのは、7歳のテイクオーバーターゲットと8歳のウルトラファンタジーの香港馬2頭のみで、日本調教馬では初の勝利でした。7歳馬はここまでの重賞勝ちが7頭で9勝しており、しぶとく生き残っています。高齢社会そのものかな?

 勝ったジャンダルムは、ビリーヴの仔で母子同一GⅠ勝利8組目となりました。前週のオールカマーでもジェンティルドンナの仔ジェラルディーナが初重賞を飾っていました。牝馬は1年に1頭しか子供を産みませんからいくら名牝といえども重賞勝ち馬を出すのは大変なことです。ウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタなども苦戦しています。7歳になって重賞2勝したジャンダルムは立派です。

 

 1番人気で大敗したメイケイエールの敗因は分りませんが、昔競馬場で競馬オヤジががよく言っていた、レコード勝ちの後の人気馬は切れ!ってやつ。確かにレコードで勝つのは、100%の出来。次はそれ以上はない、というのは何となく分かります。私の記憶で例外だったのは、毎日王冠と秋天を連続日本レコードで勝ったサクラユタカオーぐらいでしょうか。また、メイケイエールは中2週のきついローテーションが現代競馬には合わなかったとも考えられます。ということで、私が軸にした3歳と4歳は2着に3歳のウィンマーベルが来ただけで撃沈。メイケイエールとともに人気していた4歳のシュネルマイスターも着外。やはりスプリンターではなかったですね。

 

 そして凱旋門賞。こちらはそんなに荒れませんでした。皆さん目が肥えていますね。私は3歳ルクセンブルクと5歳牝馬アルピ二スタのどちらかを軸に考えましたが、5歳牝馬が勝てないレースとのデータからルクセンブルクにして失敗しました。ボックスにしておけばよかったなぁ(笑)ひどい雨で馬場は日本馬に向かず4頭とも二桁着順でした。しかし、馬場の悪さを敗因にしてはいけません。エルコンドルパサーやオルフェーヴルの時も重馬場だったのですから。絶対能力に差があったと解釈すべきでしょう。とはいえ、日本の馬場は世界一走りやすい馬場を作り上げて来たので、仕方ないことかもしれません。ジレンマですね。「凱旋門賞至上主義」という方もおられますが、規模や伝統、賞金などやはり目指すに価値のあるレースだというのは変わりません。日本馬も完敗、私も完敗でした。(笑) また来年・・・。