安田記念は、0.2秒差に8頭が入る大激戦。ソングラインがシュネルマイスターをクビ差抑えました。この2頭は、昨年のNHKマイルCの1,2着が入れ替わったものです。実力差がそれほどない中、マイル戦での経験が生きたともいえましょう。また、池添騎手の好騎乗も光りました。大一番に強い騎手として評価は高く関東陣営からも依頼が多い騎手です。東の田辺、西の池添は頼りになる騎手です。私の馬券は馬連が入っただけでまたしてもトリガミとなりました。3連複はマイナス22キロのサリオスを軽視したため外れ。どうやらトリガミ王と呼ばれそうです。

 

 今週はスポーツ界でビッグニュースが目白押しでした。印象に残った一つに、ボクシング井上尚弥の3団体統一戦での勝利が挙げられます。相手のドネアは元5階級制覇の名選手で、フィリピンの英雄です。1昨年判定勝ちしていますが、左フックの名手で油断ならない相手でした。私の予想は井上の後半KO勝ちだったのですが、勝負はあっけなく2ラウンドで決着しました。モンスターと呼ばれる井上の強さは圧倒的でした。スピードとテクニックが図抜けており、日本ボクシング史上最強の選手でしょう。

 

 ボクシングは子供のころから好きで、漫画「あしたのジョー」や「がんばれ元気」のファンでした。日本ボクシング界で強かったのは、ファイティング原田と具志堅用高だと思います。二人とも世界ボクシングの殿堂に日本人競技者として入っています。原田の時代は、8階級しかなかったのですが、そこでフライとバンタムの2階級で世界チャンピオンになっています。今は4団体の17階級と細分化され、チャンピオンだらけです。原田は休みなく打ち続けるラッシュ戦法で、海外からは「狂った風車」と驚かれました。具志堅は、強打を武器にライトフライ級で13度防衛の日本記録を持っています。井上は彼らを凌ぐ成績を打ち立てています。3人の名を高めているのは、最強と呼ばれた選手と戦い勝利していることです。原田が黄金のバンタムと呼ばれたエデル・ジョフレに勝ったのは大ニュースになりました。無敗で防衛はすべてKO勝ちというジョフレは、生涯原田以外には負けていません。

 具志堅もリトルフォアマンと呼ばれたチャンピオン、グスマンにKO勝ちして世界をあっと言わせました。そして、井上も世界スーパーフライ級チャンピオンで2階級制覇で合計25度も防衛していたアルゼンチンの英雄ナルバエスをあっさりリングに沈めたのです。井上はまだ現役ですが、3人ともレジェンド、本物のスーパースターです。

 

 日本ダービーの日に、イギリスの名騎手、レスター・ピゴットの訃報が届きました。20世紀を代表する名騎手でした。12歳でデビューし、16歳でダービー初騎乗。18歳でダービージョッキーになり、9度優勝、英クラシック30勝。まさに英競馬界の巨人でした。当時、フランスのイヴ・サンマルタン、アメリカのウィリー・シューメーカーと共に世界競馬界の3名手と言われました。スーパースターたちの記録は色褪せません。記憶と共に・・・。