今日は沖縄が本土復帰して50年の日です。先の太平洋戦争で本土防衛の捨て石にされた沖縄は、20万人の戦死者を出し、県民の4人に1人が亡くなっています。戦後基地のない平和な島になるはずだった沖縄。しかし、米軍は残り、やがていつの間にか国土面積の0、6%の沖縄に米軍基地は70%が集中するようになりました。1950年代には10%だったのです。
米軍にさまざまな特権を認めた日米地位協定は国の主権を侵害し、県民の基本的人権を奪い、風化が進みました。「話が違うじゃないか」と言っても通じません。世論を無視した辺野古への移転。「金は出すから黙ってろ」との国の態度。前の総理は言いました。「私は戦後生まれだからあまり歴史は知りません」政治家が歴史を知らずにどうするんだ!失望しかありません。今の総理は、聞く力をアピールしましたが、本当に聞いていますかね?
沖縄の司令官、大田実中将は、本部への最後の電文で、戦いの惨状と沖縄県民の献身を訴え、「後世特別の配慮を」とつづり自決しました。その願いも空しく77年です。私の父は、徴兵され、呉の海兵隊に入団しました。その時のトップが大田実さんだったのです。もちろん雲の上の人でしたから言葉を交わすことはありませんでした。父は戦争を生き延び、大田さんは立派な人だったと言っていました。ある時、私の母が友人に誘われ、ある宗教の講演会に行ったところ、その宗教団体の理事長が大田実さんの娘さんであることが分かりました。母は、父が保存していた海兵団の集合写真で確認し、友人を通じてその写真を娘さんに渡したと言います。不思議な縁を感じました。
ロシアのウクライナへの侵攻に対して、日本も防衛力を強化せよとの声が大きくなっています。そんなことをすれば沖縄はますます平和から遠のいてしまうでしょう。日本は今まで平和憲法を旗印にして二度と戦争は起こさない国になり、世界からも認められていたはずです。今すぐに憲法改正などする必要があるのでしょうか。軍事費を2倍にするなどもってのほかです。先にトランプから押し付けられた膨大な兵器の代金もまだ未払いと聞きます。ウクライナ侵攻を日本の危機だと煽り立てる輩がいるのです。そして彼らは絶対矢面には立ちません。死ぬのは自衛隊の若者なのです。普通に考えても小さくて資源もない日本を攻めて何かメリットがあるのでしょうか。ロシアは、旧ソ連領を復活させたいのです。中国は台湾を取り込みたいのです。北朝鮮はミサイルを撃ってアメリカを振り向かせたいのです。日本など眼中にないはずです。また、ウクライナに見るように日本を攻めるなどしたら、世界が黙っているはずがありません。戦争をしたい人間、憲法を変えたい人間が口実として声を上げているのです。でも世論はじんわりと方向を変えようとしています。心配ですが、ここは冷静になって勇ましい人には気を付けるようにしなければならないと思います。
今回は競馬の話が飛んでしまいましたね。ヴィクトリアマイルでした。いいメンバーが揃いました。目移りしますが、注目はやはりデアリングタクトでしょう。JCでアーモンドアイ、コントレイルと戦った戦歴は評価されますが、さすがに1年ぶりでのGⅠレース。あのトウカイテイオーのように勝てるでしょうか。私はちょっとひねって、アンドヴァラナウトから幅広く買ってみたいと思います。平和な競馬、平和な世界を信じて。