皐月賞は、5番人気の福永祐一ジオグリフが快勝。2着にイクイノックスが入り、美浦木村きゅう舎のワンツー決着となりました。1番人気のドウデュースが3着、2番人気のダノンベルーガは4着と人気馬が2,3,4着と上位を占めました。ジオグリフ福永は好位でうまく立ち回り、そつのない落ち着いた騎乗が光りました。同騎手は45歳。円熟の手綱さばきが冴えました。思えば、デビュー時は親の七光りと言われ、田原騎手や藤田伸二騎手に下手くそと言われ続けたこともありましたが、努力の甲斐があり、今や超一流の騎手になりました。ここ5年でGⅠは13勝。それほど目立たないように思えるのですが、職人的なものを感じます。通算2545勝、重賞159勝、GⅠは34勝です。旧八大競走で残すは有馬記念のみです。もう親父さんに負けない大騎手と言ってよい成績です。
勝ったジオグリフは、新種牡馬ドレフォンの産駒。外国産の新種牡馬の勝利は久しぶりの事。2着も新種牡馬キタサンブラックの仔イクイノックスで、更に桜花賞のハナ差2着だったウォーターナビレラも新種牡馬シルバーステート産駒でした。昨年の新種牡馬は当たり年だったというわけです。ドレフォンは、米チャンピオンスプリンターで評判通り新種牡馬リーディングとなりましたが、ダートでの実績が勝っていました。ダートでの快速血統と言う見立てをしていたのですが、芝の中距離でGⅠを勝ったのには少し驚きました。米芝チャンピオンだった祖父ジオポンティの影響という人もいますが、私は母系の方が出ていると感じました。母アルマティコは6勝馬でGⅠ3着2回の活躍馬。その栗毛を受け継いだのがジオグリフ。アルマティコの父は現在ブルードメアサイアーとしてトップのキングカメハメハです。キンカメの血の影響力が勝因ではないかと思っているのです。喉鳴りがあるとのことですが、今のところ大きな影響はないようです。これも福永騎手が追いきりで大丈夫と言ってましたね。職人福永ですもの。
敗れましたが、2着のイクイノックス、4着のダノンベルーガは大器の片りんを見せてくれました。東京コースならこの2頭は十分勝ち負けの器でしょう。何しろグレード制以後2戦2勝で皐月賞に挑んだ馬は11頭で連対は一度もなしで3着が1頭だけです。今回はキャリアが勝敗を分けた感じでしたが、この一叩きは十分実力を感じさせるものでした。
馬券の方は予想した通り、7頭ボックスの3連複が当り少しのプラスになりました。3連複ボックスはこれが限界ですね。もう1頭増やすと56点になってしまいます。当たってもトリガミという結果が大半でしょうか。道頓堀ターフ倶楽部の久保カメラマンは、得意の?ユタカの3着付で3連単を的中させていました。同クラブの長老藤田氏もユタカファンで、GⅠだけユタカの単複1000円を買う人で、大阪杯3着で1240円、桜花賞2着で220円、皐月賞3着で140円をゲット。皆さん思い思いの買い方で楽しんでいます。