昨年の2歳リーディング部門の結果を見てみましょう。ディープインパクトが最終週にエピファネイアを逆転し、6年連続で2歳種牡馬チャンピオンになりました。ゴール前余裕で差し切ったという感じです。何といっても凄いのが、勝ち馬率の4割3分9厘です。ベスト20位の中で勝率2位のキズナが3割5分6厘ですから、敵いませんね。層の厚さから、最後まで驚きの種牡馬成績を残すことでしょう。入着賞金では、2位がエピファネイア、以下ドゥラメンテ、ロードカナロアと続き、5位に新種牡馬のドレフォンが入りました。前評判通りの活躍で、勝利数は2位タイの30勝でした。中でもダートの勝利数は20勝で1位です。産駒は、芝でも走りますが、やはりダートで大物が出そうです。外国産馬としては久しぶりの期待馬と言えるでしょう。

 

 新種牡馬2位(全体では9位)のシルバーステートも期待通りの活躍で、ベスト10入りしました。こちらはディープ産駒らしく、17勝中16勝が芝です、軽いスピードが武器のようです。重賞勝ち馬も出して、日高の期待馬として前途は洋々です。新種牡馬3位(全体では13位)がイスラボニータ。コツコツと勝利を重ね、短距離でフジキセキの血を残せそうな雰囲気を持っています。新種牡馬4位(全体で16位)がキタサンブラック。どんな仔を出すのか注目でしたが、東京スポーツ杯で強い勝ち方をしたイクイノックスを出しました。他にも、年が明けてからキタサンシュガー、ブラックブロッサムが出て、いきなりブレークしています。親に似ない鋭い決め手は、やはりディープと同じ血を想像させます。

 

 ベスト20位以内には入りませんでしたが、ロゴタイプがラブリイユアアイズ、ビッグアーサーがトウシンマカオ、ディーマジェスティがデルマグレムリンを出し、これらは、少ないながら期待の産駒たちと言えましょう。

 全体としては粒ぞろいの世代かと思います。牝馬はサークルオブライフが中心ですが、伏兵もいっぱいいます。牡馬は東のイクイノックス、ドゥラドーレス、西のキラーアビリティ、ドウデュースが中心で回ると予想されます。とは言ってもまだ2月に入ったところ。これからトライアルで徐々に全体像が見えてくることでしょう。それが毎年の楽しみでもあります。