あっという間に正月競馬も終了。3日間開催はどうにも馴染めません。2日で十分だと思うのですが、出馬ラッシュを見ると、仕方ないのかなと思ってしまいます。これだけレベルも高く出走馬も多い国は少ないでしょう。JRA頑張ってるな。

 寅年の今年最初の中山1Rで、12番人気のトラストパッキャオが2着、1番人気のマイネルシトラスが3着でした。しっかりトラが馬名に入っていました。3連複46240円、ワイド5640円です。後から気付いていてはお手上げです。

 

 さて、2021年度の年度代表馬が発表になりました。大方の予想通りの結果でした。年度代表馬は、GⅠ3勝のエフフォーリアで記者投票296票中277票を集めました。3歳牡馬としては、2011年のオルフェーヴル以来10年ぶりのことです。同じくGⅠ3勝のラヴズオンリーユーを大きく引き離しての受賞です。内容を比べると、エフフォーリアは、秋天、有馬、皐月賞。ラヴズは、香港カップ、BCフィリー&メアターフ、クイーンエリザベス2世カップとすべて海外レースでした。海外GⅠ3勝は日本馬史上初の偉業ではありますが、レースレベルを世界100GⅠレースで検証すると、昨年分はまだ発表されていませんが、一昨年を例にとると、日本のレベルが今では高く評価されていて、エフフォーリアの勝った秋天は4位、有馬10位、皐月賞60位です。一方のラヴズが勝ったレースの最高評価は香港カップの16位です。如何に国内のGⅠレースが評価されているかが分かります。国内GⅠの壁は高く、国内で勝てない馬が海外で勝つ例は多くあります。という事で妥当な選出だと見ました。

 

 部門別では、最優秀3歳牡馬は、エフフォーリアで当然の満票でした。以前記者の中には、自分のお気に入りの馬を入れたりする例が見られましたが、今はネットで誰がどれを入れたかが分かるようで、おかしな投票は少なくなったようです。最優秀3歳牝馬はソダシ。3歳牝馬GⅠは、それぞれ3頭が分けましたが、ソダシは桜花賞のレコード勝ちとスーパーGⅡの札幌記念勝利が評価されたようです。あの時の2着がラヴズオンリーユーでしたから、価値は高いでしょう。最優秀4歳以上牡馬はコントレイル、4歳以上牝馬はラヴズオンリーユー、最優秀ダートホースはテーオーケインズで文句なし。最優秀短距離馬は2年連続受賞のグランアレグリア。これも当然の受賞です。しかし、いつも思うのは、スプリンターとマイラーを一緒にするのはどうでしょうか?最優秀スプリンター、最優秀マイラーと分けるべきでしょう。

 

 ところで、今回一番問題と思ったのが、最優秀障害馬部門です。オジュウチョウサンとメイショウダッサイが票を分け、オジュウチョウサンが受賞となりましたが、春秋の大障害は1勝づつで、メイショウは他にGⅡの阪神スプリングジャンプも勝っています。秋は欠場しましたが、春のグランドジャンプではオジュウチョウサンを破っており、どう見てもメイショウに分があるように感じます。直近のレースのインパクトが強いのはよく見られることですが、個人的な愛着のようなものが左右しているのかもしれません。オジュウチョウサンの復活は嬉しいですが、評価はもっと平等に考えるべきだと思うのですが…。

 

 最後に私はマルシュロレーヌとクロノジェネシスに特別賞が出るのではないかと思っていたのですが、見送られました。マルシュは議題に上がったようですが、日本馬初の海外ダートGⅠ勝利は特別なことだったと評価するのですが、残念です。クロノも牝馬としてグランプリ3連覇は史上初の事で、十分特別賞の議題に上げられてしかるべきだったでしょう。オメガパヒュームの東京大賞典4連覇も凄いことですが、これは、地方競馬での特別賞になると信じていますが、どうなりますか?まぁ、考え方は色々でしょうが、特別なことを成し遂げたのだから特別賞なのだと思いますがね・・・。