第66回有馬記念は、ファン投票1位で1番人気のエフフォーリアが優勝。ファン投票1位の勝利は17回目。デビュー7戦目での優勝は最少キャリアタイ記録(グラスワンダーとブラストワンピースに並ぶ)横山武史騎手は、父横山典弘騎手との2例目となる親子制覇。他では、武邦彦騎手、武豊騎手がいます。展開は予想通りパンサラッサが逃げ、タイトルホルダーが2番手。エフフォーリアは、クロノジェネシスをマークして中団。外から進出し、クロノにふたをして先に抜け出す横綱相撲。口で言うのは簡単ですが、しっかりこういうレースが出来るのは、馬の強さと騎手の技術があってこそです。横山武史は成長しましたね。直線よく粘ったディープボンドが2着。クロノジェネシス3着。4頭出走の3歳馬が3頭掲示板に載り、層の厚さが証明されました。
これで引退のクロノジェネシスは、凱旋門賞以外はすべて掲示板に載る堅実さが光り、グランプリ3勝も立派の一言です。グランアレグリア、ラヴズオンリーユーと共に牝馬3強として今年の競馬界を盛り上げてくれました。この3頭の仔がまたターフで鎬を削る日が待ち遠しいですね。エフフォーリアは、本当に力強い馬で、落ち着いた古馬のような風格は、シンボリルドルフを連想します。どこまで強くなるのか、来年が楽しみです。
エフフォーリアの父方祖父は、シンボリクリスエスです。秋天と、有馬記念を2年連続制覇した名馬です。エフフォーリアは、同じ道を進んだことになります。また、母の父はハーツクライです。あのディープインパクトに初めて土を付けたのが有馬記念でした。なるほど、エフフォーリアが有馬記念を勝つのは必然の事だったようです。これで年度代表馬は確定でしょう。
ゴールを過ぎてよく見ると、1着の父エピファネイア、2着の父キズナでした。ライバルとして戦った2頭の子供がまた激闘を繰り返す。これが競馬の醍醐味でしょう。種牡馬ランキングでは、キズナ4位、エピファネイア8位で、勝利数や重賞勝ちの数はキズナですが、エピファは、デアリングタクトやエフフォーリアのような大物を出しています。いずれにしてもこの2頭の活躍は今後も続くでしょう。
私の馬券は、前回予想した通り、A案が3連単のフォーメーション1、2着にエフフォーリアとクロノジェネシス、3着に5頭。B案が1着にエフフォーリア、3着にクロノジェネシス、2着に5頭でした。5頭の内にディープボンドをいれており、B案で当りとなりました。終わり良ければ総て良し。アッ、まだホープフルSがありましたね。
さて、種牡馬成績総合は、ディープインパクトの独走ですが、2歳部門はエピファネイアが1位。過去10回2歳リーディングを制しているディープインパクトは現在4位です。しかし、このホープフルSの結果によっては、逆転もあり得るのです。コマンドライン、キラーアビリティ、ジャスティンパレスと精鋭を送り込んできました。一方のエピファは、サトノヘリオス、クラウンドマジックに期待です。今年の2歳も層の厚さがメンバーから見て取れます。果たして逆転なるか、はたまたエピファが初の2歳リーディングを勝ち取るのか、注目のレースです。
馬券は大人しく、キラーアビリティ、コマンドライン、サトノヘリオス、ジャスティンパレスの馬単4頭BOXにします。