馬の祖先は5500万年前頃に現れた「エオヒップス」という動物だと言われています。縄文時代、弥生時代の日本列島に馬はいなかった。馬の飼育という新しい文化が朝鮮半島から持ち込まれ、広がっていくのは、5世紀前後の時期、古墳時代中期の出来事と捉えられています。各地の遺跡から出土した「馬の骨・歯」「馬具」「馬の形の埴輪」という三つの遺物が5世紀頃に馬の飼育が定着した証拠とされています。不思議なことに、馬に比べて牛の埴輪は極端に少ないのです。馬の方が重要性が高かったのでしょうか。しかし、どうやって馬を運んだのかは謎です。当時の船は小さく10人も乗るのが精一杯。とても馬を大量に運ぶなんて出来ません。2頭ぐらいを長い期間にわたり何度も運んだのではないかと想像します。やって来たのは、恐らく蒙古系の馬ではないかといわれています。
日本中に古墳は16000ほどあるらしく、特に近畿地方は古墳だらけで、有名なもの以外にも、私の住む奈良県では、すぐ身近な所に古墳はあります。散歩中に小高い丘のようなところが柵で覆われていて、それは古墳なのです。すぐ近くは住宅です。先日テレビの「ケンミンショー」でも紹介されていました。掘ればなんぼでも埴輪なども出て来るようです。
私のお気に入りに河合町というところにある「馬見丘陵公園」があります。ここはかなり広い県立公園なのですが、大小の古墳があり、四季の花々が美しい場所です。その一つ「ナガレ山古墳」は手頃な前方後円墳で、上に登れば見晴らしの良い奈良盆地が見えます。このあたりの馬見という名称や馬見が丘、上牧などの地名は、おそらく古墳時代から馬の牧(牧場)があったのではと勝手に想像しています。多くの馬が飼育され、農耕などに使われたのでしょうか。
ちなみに日本にサラブレッドが輸入された時期は、幕末から明治初期の事で、サラブレッドらしき馬が持ち込まれたという記録があるそうですが、特定はされていません。
今週は2歳牝馬限定のGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズです。素質馬が多く、人気は割れることでしょう。有力馬は、ウォーターナビレラ、サークルオブライフ、ステルナティーア、ナミュール、ナムラクレア、ベルクレスタあたりでしょうか。私は、ナミュールとナムラクレアに注目しています。
同じ日曜日に香港国際レースがあります。4つのGⅠに日本馬が12頭挑戦します。精鋭が揃った日本馬の独占もあるかもしれません。中でも香港マイルには、香港最強馬のゴールデンシックスティが立ちはだかります。19戦18勝15連勝中の怪物です。ダノンキングリー、インディチャンプ、サリオスがどう戦うのか、注目です。