秋華賞は、本命ソダシが直線伸びず、大敗しました。敗因は分かりませんが、スタート前にゲートに行くのを嫌がったり普段と違う雰囲気だったそうです。レース後歯が折れ、出血も認められたようですが、それが原因かどうかも分かりません。札幌記念で古馬を完封したので、同期の牝馬に負けるわけがないという一部のメディアの見解もありましたが、私は前回のコラムで書いたように楽には勝てないと思っていました。札幌記念は、骨のある馬はラブズオンリーユーぐらいでラブズも勝ち味に遅い馬で、3キロ差もありました。これなら今回の生きのいいメンバーの方が難敵だと考えたのです。

 

 馬券は、予算3000円で、1案として前回取り上げたソダシ、アンドヴァラナウト、ファインルージュの3頭にオークス1、2着馬のユーバーレーベンとアカイトリノムスメを加えた5頭の馬連、3連複、ワイドのボックスです。これで3000円。しかし、そう簡単に収まるかと言えば、そうは思わない。昨年も一昨年も10番人気が3着以内に来ているのですから。という事で考えたのが第2案。最初の3頭の内2頭は3着以内に来るだろうという事で、3連複の2頭軸を3本。相手10頭にして30点で3000円です。ソダシが沈めば高配当ですが、絡めばトリガミもあり。さあ、1案、2案どちらにするかで悩んだ末、2案にしたのでした。(残念)1案にしておけばすべて当りで8980円。プラス5980円でした。2案では、3連複の一つが当たりで4190円。プラス1190円でした。まあ、贅沢は言えません。ここまでのプロセスで予想の楽しみ方としては色々ですが、馬の評価とレースをどう読むかという楽しみ方は人それぞれで、それが競馬の醍醐味の一つと言えるでしょう。来週の菊花賞はもっと難しいでしょうね。

 

 終わってみれば金子ブランドの秋華賞でした。1着のアカイトリノムスメの両親はディープインパクトとアパパネ。どちらも金子オーナーの馬でした。2着のファインルージュの父キズナの父はディープインパクト。3着アンドヴァラナウトの母の父もディープ。4着エイシンヒテンの父エイシンヒカリの父もディープ。5着スライリーの母父もディープ。掲示板はすべてディープがらみで、6着以下もディープのオンパレードという結末。マカヒキからの良い流れを引き継いだ金子オーナーは個人馬主(金子真人ホールディングスを含む)としてGⅠ30勝目の大記録を打ち立てました。持っている人は持ってますねぇ。国枝師もGⅠ20勝目。後はダービーをぜひ勝ちたいところでしょう。このレース、関東馬のワンツーは師が手掛けたアパパネ以来11年ぶり。まずは良かった。

 

 名牝の仔はシーザリオを特別として産駒の成績は今一つでした。ウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタ、ジェンティルドンナなどの仔は中々重賞も勝てませんでした。やっとアパパネがやってくれました。牝馬は種牡馬と違って年1頭しか産めませんから、そのハードルは極めて高いのですが、良く出しました。上位馬、そしてソダシも母となってどんな子供を出すのか、そんな楽しみも感じた秋華賞でした。