先週はJRAアニバーサリーということで3日間開催で、何年か前の年度代表馬を記念するレースや払い戻し率を上げるなどのイベントが20日に行われました。JRAの創立は、1954年9月16日です。今年で67年目。それまでは、各レースクラブが主催するレースが各地で行われていました。1862年に居留外国人による洋式競馬が行われ、、それが日本の近代競馬の始まりとされています。競馬法が制定されたのは、それから61年後で、これにより正式に馬券発売が認められたのです。
日本ダービーの創設はそれから9年後1932年の事です。戦後1948年に新競馬法が公布され、戦後の競馬再スタートとなりました。そして、1954年に日本中央競馬会(JRA)が創立され、現在に至っています。それからの発展は目覚ましいものがありました。トレーニングセンターの開設、電話投票が始まり、1981年には第1回ジャパンカップが開催され、1984年にはグレード制が導入されました。多くの名馬と関係者の努力、ファンの支持が今日の繁栄を築いたのです。
私は、1969年に競馬を始め(いわゆる馬券を買い出した年)今年で52年目になりますが、飽きたことはありません。長く続いたのは、次々と魅力的な馬が出現したことと、JRAが土日基本の週末開催であったことでしょう。サラリーマンの楽しみを大っぴらに出来ることが大きかったと思っています。まぁ、それでも長く続けてきたものです。馬の美しさやレースの迫力など競馬の魅力は沢山ありましたが、若い頃に寺山修司の競馬読み物に感化されたことも大きかったと言えます。1頭の馬に寄せる愛情、そしてドラマがそこにはありました。賭博風景から娯楽のエンターテイメントに移動した50年ともいえます。若い頃から、競馬雑誌への投稿を始め、競馬だけではなく、馬そのものへの興味が旺盛でした。乗馬もしましたし、日本在来馬を訪ねる旅もしました。古い「優駿」に木曽馬を訪ねた紀行文を載せていただいた横のページには、若い気鋭のカメラマンだった久保吉輝さんの「騎手ズームアップ」が載っており、今の不思議な縁は、その頃から私たちは出会う運命だったのかと苦笑するばかりです。
久保さんのカメラマン友達の内藤律子さんから来年のカレンダーの案内が届きました。内藤さんの写真展には何度か寄せてもらい、撮影の苦労などお聞きしました。彼女は今、浦河に転居して牧場の協力を得て自然の中で馬たちの写真を撮り続けています。久保さんがレース写真が中心なのに比べ、内藤さんは馬産地の馬が主役です。来年の「とねっこカレンダー」も仔馬の愛らしい姿にほっこりします。もう、大御所となられた二人ですが、まだまだ馬への情熱は冷めておられないようです。