春が早くやって来ました。スポーツも花盛り。センバツ高校野球、大相撲春場所、サッカーにフィギュアスケートに競泳。昨日はプロ野球も開幕。リバウンドが心配されますが、コロナ禍での付き合い方にも少し慣れて来たようです。気配りしながらwithコロナ生活に上手になりたいものです。競馬もいよいよ春のGⅠレースが始まります。明日は中京で高松宮記念。ディープインパクトが種牡馬として偉大な記録に挑みます。

 

 ディープの父サンデーサイレンス(以下SS)は日本の競馬を世界的なものにした名馬です。アメリカの年度代表馬で、同一年にクラシック2冠とブリーダーズCクラシックを勝ってすぐに1990年に16億5000万円で輸入され、総額25億5000万円でシンジケートが組まれました。期待の中にも不安があり、大博打とも言われました。父は北米のリーディングサイアーにもなったヘイローですが、母系はあまりに貧弱で未出走馬や未勝利馬が大半を占めていたからです。

 しかし、産駒はものすごい勢いで勝利を重ね、2年目から13年連続でリーディングサイアーに君臨し、多くの種牡馬記録を作り上げました。更にその産駒たちは種牡馬となってサンデー系を繁栄させ、日本の血統は、サンデー系とその他といわれるくらいの状態になったのです。種牡馬の父としても成功し、母の父としても群を抜いた成績を収めました。その偉大な父の後を追ってディープインパクトも同じような道を進みました。

 

 ディープインパクトは、三冠馬でリーディングサイアーという奇跡的な勲章を手に入れました。野球でも名選手必ずしも名監督ならずということわざがありますが、シンザンもシンボリルドルフもまずまずの成績を残したもののリーディングサイアーにはなれませんでした。後3年ほどでディープインパクトはSSの記録にどこまで追いつけるのか、そして抜き去ることが出来るのか、血統愛好者ならずとも興味のあるところです。

現在GⅠ勝利数はSSが71勝で1位、ディープは58勝です。どちらもクラシックレースに強くSS23勝に対し、ディープは22勝と互角です。SSは、当時20レースあった芝のGⅠレース中19レースを制しています。ただ一つ勝てなかったのが、NHKマイルCでした。ただし、孫たちは11頭も制しています。対してディープは現在全22レースの芝Ⅰを21レース制しています。未勝利なのが、高松宮記念なのです。これを勝てば悲願の全GⅠ勝利の達成となるのです。今回カツジ、サウンドキアラ、ダノンファンタジーの3頭出しで挑みます。注目ですね。

 

 高松宮記念は、不思議なレースです。過去10年で芝1200m未経験馬が5頭も勝っています。今年のメンバーでは、インディチャンプ、サウンドキアラ、マルターズディオサ、ミッキーブリランテ、レシステンシアが1200m未経験です。思わぬ能力を見せる馬がいるかもしれません。実績では1200m7勝のダノンスマッシュ、モズスーパーフレアがリードしていますが、着外9回のモズより、3回のダノンが上位でしょう。しかし、ダノンの14番は、ここ10年で3着までに1頭も入っていないというアンラッキー馬番です。明日は雨の予報。何だか分からなくなってきます。こうなれば、春の夢で、先週11勝して乗っている松山騎手のサウンドキアラから流してみようかと思っています。勝てばディープの大記録達成にもなるのですが、2,3着でも好配当になるでしょう。あっ、ドバイもあるんですね。注目はやはりクロノジェネシスでしょう。夜更かしして楽しむことにします。