2月に入り、クラシックの足音が近づいてきました。先週のきさらぎ賞、今週のクイーンカップ、共同通信杯と重要なレースが続きます。POG(ペーパー馬主ゲーム)に参加しているファンにとっては心躍る季節です。海外の事は知りませんが、日本の競馬文化は中々のものだと思いますね。熱心なファンが多いのは、馬への愛情が大きいのだと思われます。
POGがいつごろできたのかは諸説あるようで、スポーツ紙あるいは専門誌の記者が仲間内で始めたという記事を読んだことがありますが詳しいことは私には分かりません。ただ、はっきいいえるのは、今はもうない競馬週刊誌のホースニュース「馬」の中に馬クラブというファンのページがあって、1975年に私の古い友人であるTE氏が「馬」編集部に持ち掛けた企画だという事です。これは、非常に夢がある企画だと多くのファンの支持を受けました。馬券だけではない魅力がこのゲームにはあるという事で、「馬」誌編集部はファン募集に踏み切りました。担当者のペンネーム「風」さんは、ふたを開けてみれば、予想を大きく上回る3000通もの応募があり、驚きと興奮に包まれたそうです。しかし、一人でそれを処理するのは大変なことで、周囲から白い目で見られたこともあったそうです。そこで、何人かのファン有志が手伝いに立ち上がり、予想紙の枠を超えたつながりが出来たというわけです。その後、担当者も「風」さんから「空」さんへ替わり中身も整い、順調に成長していきました。
以上は、TE氏からの聞きかじりです。私は関西に住んでいたので、「馬」誌はなかなか手に入らなかったのですが、大分たってから駅の売店で見かけ、手に取ってみるとそういうページがあり、大いに興味をそそられ参加するようになりました。今は、競馬週刊誌は、「競馬ブック」と「ギャロップ」だけになりましたが、当時は「競馬二ホン」、「競馬報知」(後にファンファーレ)などもありました。「馬」は中身もユニークで、井崎脩五郎氏や丹下日出夫氏など、今も活躍されている人がおられます。何といっても明るいのがいいですね。競馬は楽しくなければね。その後発展したPOGは、今やギャロップや血統センター、優駿などで大いに広まっています。「馬クラブ」は、週刊「馬」が無くなっても有志により続けられており、機関誌の発行は1000回を超えるという日本一のPOGクラブです。また後に関西へ転居したTE氏の呼びかけで、「関西馬クラブ」が出来、私も参加するようになりました。その後のことは次回で。