先週の香港国際レースを少し振り返ります。3競走に日本馬6頭が挑戦し、メインの香港カップは、ノームコアが勝ち、ウィンブライトが2着と日本馬のワンツーでした。香港スプリントはダノンスマッシュが制し、父ロードカナロアとの親子制覇となりました。香港マイルは、アドマイヤマーズが3着と健闘。日本馬大活躍の遠征でした。もうどこへ行っても層の厚い日本馬は勝ち負けできるレベルに達したというべきでしょう。

 血統のレベルアップは21世紀に入ってから目覚ましいものがあります。ヨーロッパの一流馬マジカルに堂々と先着するのですから大したものです。

 

 ところで、香港マイルを圧勝した地元のゴールデンシックスティは、強かったですね。後方から余裕で一捲りで馬群を呑み込みました。いつも思うのですが、香港は騙馬が多く、牝馬は少ないのです。生産を行なっていないからでしょうが、どうも違和感があります。パート1国の中でも独特の競馬国です。特別行政区の中で特に認められた賭博行為として人口一人当たりの売り上げは世界一と言われています。札幌市ぐらいの面積の中で2つの競馬場があり、オセアニアやヨーロッパから馬を輸入しています。あんなに強いゴールデンシックスティも騙馬であるため、子孫を残せません。我々からしたら勿体ないと思いますが、その辺りどう考えているのでしょう。馬はあくまで賭博のサイコロということでしょうか。

 

 さて、明日は朝日杯フューチュリティステークス。今年の2歳馬はまだこれと言って大物が見当たりません。ダノンザキッドが一歩リードしているものの、ホープフルSに回るため、序列はそれが終わってからになります。ここでは、デイリー杯の1、2着レッドベルオーブとホウオウアマゾン。京王杯2歳S1、2着のモントライゼとロードマックス。更にサウジアラビアロイヤルカップ1着のステラヴェローチェの比較になります。それぞれ未知の部分があり、難解なレースです。デイリー杯組は、レコードでの叩き合いで疲労がどうか?モントは1ハロンの延長がどうか?ステラは、高速馬場がどうか?など心配な面があります。また新種牡馬として大活躍のモーリスとドゥラメンテの争いも興味あるところです。阪神JFでは、モーリスが3頭出しでドゥラメンテは出走ナシ。今回は逆にドゥラメンテが3頭で、モーリスが1頭です。賞金が高いので勝てば一気に優位に立てます。待ったをかけるのは、やはりディープインパクト産駒。阪神マイルの実績は圧倒的です。そこで、レッドベルオーブとロードマックス中心に考えています。