阪神ジュベナイルフィリーズはソダシが白毛馬として初めてGⅠを勝ちました。世界で初の歴史的な勝利です。突然変異で生まれたシラユキヒメから始まった物語は、早くも一つのピークを迎えました。世界的にも珍しい事例と言えましょう。JRA登録約8000頭の中の8頭が白毛です。実に0.1%の奇跡でした。1996年生まれのシラユキヒメは、9戦0勝でしたが、繁殖として成功。クロフネ、キングカメハメハとの相性が良く、9頭の産駒の内、6頭が勝ち上がっています。孫、ひ孫も入れて16頭の白毛馬が誕生。内牝馬は11頭を数えます。世界にも稀な白毛系統が生まれようとしています。

 

 それにしてもソダシの美しい事。馬群のどこにいてもはっきりとわかりますね。時計も優秀で新しいアイドルホースの誕生となりました。一方の希少価値?でもあった九州産馬もヨカヨカが5着に入賞。頑張りました。2着のサトノレイナスは、惜しいハナ差でした。3,4着のユーバレーベン、メイケイエールも差がなく、ソダシも油断はできません。メイケイエールも毛色は違いますが、白家一族です。出走しなかった馬の中にも、オヌール、レフトゥバーズ、ヤマニンルリュールといった素質馬がおり、中々層の厚い牝馬たちと見受けられ、来年も牝馬の年になる予感がします。

 

 それにつけても、金子オーナーの馬運の良さには改めて驚きます。ディープインパクト、キングカメハメハ、クロフネ、アパパネ、カネヒキリなど、三冠馬、芝、ダートのチャンピオン、リーディングサイアーと我が国を代表する名馬を発掘した功績は偉大です。自分で馬を選ばれるそうで、大した相馬眼です。

 ところで、また1番人気が勝ちましたね。先々週のチャンピオンズカップで1番人気の連勝は途切れましたが、平地芝限定での連勝は続いています。さあ、最後までこの状態が続くのか?そこまで奇跡は起きないでしょうね。