世紀の一戦は、女王アーモンドアイが完勝。2,3着に今年の無敗三冠馬、コントレイルとデアリングタクトが入り、三冠馬のワンツースリーとなりました。レースはキセキが大逃げを打ち、盛り上がりました。アーモンドアイは、余裕の好位からの抜け出しで引退レースを飾りました。コントレイルとデアリングタクトも見せ場を作り、最速の上りを叩き出しましたが、キャリアの差が勝敗を分けた形です。でも、レベル的には十分合格です。カレンブーケドール、グローリーヴェイズも善戦。カレンは、相手に関わらず上位に来ますね。もう少しでした。グローリーは、早めに抜け出しを図りましたが、最後に抜かされてしまいました。ほとんど人気通りの決着でしたが、見応えがありました。語り継がれるレースです。負けた2頭の陣営からのコメントも清々しいものでした。時々後から実はこうだったなどという言葉があって白けることがありますが、そんなこともなく潔いものでした。
ルメール騎手が言った通り、アーモンドアイにとってのさよならパーティーになりました。収得賞金19億、GⅠ勝利数9と記録づくめの最終戦で、今後はちょっとやそっとで破られないでしょう。グレード制導入以後では、芝のGⅠ勝ち馬でキャリア10戦以上の馬の勝率では、ディープインパクトの0.857、タイキシャトルの0.846、シンボリルドルフの0.813に続く0.733で第4位。牝馬で1位だったノースフライトの0.727を抜きました。15戦11勝。重賞は10勝で、これも牝馬では1位となりました。父のロードカナロアはまた株を上げましたね。確かに母はサンデー系のGⅠ馬ですが、きょうだいは案外走っていません。アーモンドアイが突出したのは何故か?天才は神が作るものなのかもしれませんね。全力で走ると、熱中症のような状態になるなど、不思議な馬でした。直線で何度も手前を変えるのも珍しいことですが、あれは、自分で走りやすさを試しているのかもしれません。プロフェッショナルですね。どんな子供を出すのか楽しみです。
今回の盛り上がりは凄く、スポーツ紙だけでなく、一般紙やテレビなどの報道も大きく、競馬を知らない人にも興味を持たれたのではないかと思いました。売り上げも前年比147%と大幅増で関心の高さを示しました。一方で、ヨシオという馬の出走に多くの疑問が寄せられています。7歳のヨシオは、ここまで68戦6勝。内ダート戦が67戦でした。しかも、目下8戦連続で7着以下。何故急に芝の最高峰のGⅠに出て来たのでしょう?もちろん出走資格があれば出て来るのは自由です。そうしてフルゲートに満たない今回のレースに出られたわけですが、私たちの仲間も「ヨシオじゃなく、ヨセヨ!だよね」と苦笑していました。1頭負かせるか賭けようかなどと話題にはなりましたが、大差の最下位でした。最低人気でなかったのが不思議でしたね。
大阪スポニチの岡崎記者がコラムで面白いことを書いています。特定のGⅠで一定の条件を満たした11着以下の馬に交付される特別出走奨励金というものがあるそうです。その額は、ジャパンカップで200万円。チャンピオンズカップで150万円とか。えーっと思いますね。これはちょっと恥ずかしいね。一定の条件とは何でしょうね。1着馬から何秒遅れとかではないのかな?(ヨシオは、6秒2遅れでしたが)まぁ、ヨシオ君には罪はありませんが、今週のチャンピオンズカップに連闘するのか、登録していますね。トレセンでも賛否両論らしいです。
アーモンドアイは、12月19日土曜日に引退式を行うそうです。競馬を盛り上げてくれてありがとう!お疲れ様!