今秋は、コロナ禍の影響で、海外遠征が少なく、国内でのGⅠレースは好メンバーで行われています。今週のマイルチャンピオンシップもいいメンバーが揃いました。中でもグランアレグリアはここ2走は怪物的な強さを見せ、大本命となりそうです。アーモンドアイを破った安田記念、とても届かないと思われた位置から突き抜けたスプリンターズステークスは圧巻でした。ここは、史上8頭目の安田記念、マイルチャンピオンシップの同一年連覇を目指します。
マイルチャンピオンシップの過去の名馬を振り返ると、第1回、2回の覇者二ホンピロウイナーをはじめ、タイキシャトル、ノースフライト、ダイワメジャーなどが思い出されます。中でも私は、ノースフライトがお気に入り。名種牡馬トニービンの代表産駒で、底を見せない牝馬でした。牝馬で唯一安田記念とマイルチャンピオンシップを勝ちましたが、マイルチャンピオンシップでは、強豪サクラバクシンオーとの一騎打ちが話題となりましたが、あっさりとサクラを負かしました。恐らく距離が延びても強かったと思います。スケールでは、グランアレグリアも、引けを取らないでしょう。この馬も距離は大丈夫と思いますし、来年は2000m路線でも好勝負するでしょう。
グランアレグリアの父は、ディープインパクト。ディープは1200mから3200mまでのGⅠ馬を出す万能種牡馬ですが、最も強いのが、マイル戦。実にGⅠ22勝と断トツの成績です。次が2400mの13勝、そして2000mの10勝と続きます。つまり、近代競馬の主要距離に強い種牡馬というわけです。ここにも5頭が出走してきます。しかも阪神コースの1600mは、2015年以降64勝とトップの大得意のコースです。相手は横一線ですが、3歳馬が面白い存在です。3歳には分の悪いレースですが、サリオス、ラウダシオン、レシステンシアに注目しています。サリオスは、コントレイル以外には負けていません。前走の毎日王冠(GⅡ)でも古馬を子供扱いしました。逆転ならこの馬でしょう。レシステンシアは、休養明けですが、馬体の成長が著しく、調教後の馬体重は前走から+38キロですが、この馬のスピードは侮れません。好枠ですし、前が止まらない展開なら一発があっても不思議ではないでしょう。父のダイワメジャーはマイルは得意で、ディープに次ぐ実績を持っています。NHKマイルCの覇者ラウダシオンも堅実な馬で、一角崩しが狙えます。後は、古馬の実力馬アドマイヤマーズ、インディチャンプが押さえです。馬券は、3連単のフォーメーションで、1着グランアレグリア、2,3着に上記推薦の5頭です。他に馬単は、グランからサリオスと、レシステンシアへの裏表。計24点です。いいレースになりそうです。
*前回のコラムの種牡馬名で、モーリスをモーニンと書いてしまいました。訂正します。