エリザベス女王杯は、1975年にイギリスのエリザベス2世が来日されたのを記念して、1976年に創設されました。当時4歳牝馬(旧表記)限定のビクトリアカップを引き継ぎ1996年に3歳以上牝馬のGⅠとなりました。外国表記では、クインエリザべス2世カップですが、日本では、何故かエリザベス女王杯としています。連覇したのは、メジロドーベル、アドマイヤグルーヴ、スノーフェアリーの3頭で、今年4頭目を目指すのが、ラッキーライラックです。過去で私が最も印象に残っているのが、2010,11年を連覇したイギリスのスノーフェアリーです。特に2010年の追い込みは、凄まじいもので、鞍上のライアン・ムーアのアグレッシブな騎乗には驚きました。その後のムーア騎手の活躍を暗示したようなものでした。

 

 エリザベス女王は、1926年生まれの今年94歳ですが、競馬の熱心なパトロンとして大変お元気で活躍されています。4歳の時にすでにポニーを乗り回していたほどの馬好きです。1986年まで馬に乗って閲兵を行っていました。女王は、サラブレッドの育成に熱心で、馬をよくご存じです。最初に大レースを勝ったのは、ダンファームリンという牝馬で、ウィリーカーソン騎乗でオークスとセントレジャーに優勝しました。女王の馬は、その後多くの大レースに勝利しますが、ダービーだけは手に入っていません。最高は、1953年のオリオールの2着です。ロイヤルアスコット競馬場を作り、近くのウィンザー城から馬車で来られます。2013年には、伝統のゴールドCをエスティメートで勝利しています。女王の勝負服は赤と紫です。

 

 祖父のジョージ5世、母のエリザベス1世も大の馬好きでしたが、娘のアン王女は、総合馬術でヨーロッパチャンピオンになるほどの腕前で、モントリオールオリンピックにも出場されました。更に、アン王女の娘ザラ王女も馬術選手として世界チャンピオンになり、ロンドンオリンピックでも団体銀メダルを獲得しています。また、夫君のフィリップ殿下は、廃れていた伝統の馬車競技を復活し、新しいルールブックを作られました。今年99歳です。息子のチャールズ皇太子は、ポロ競技の名手で、その子供たちもポロに夢中ということです。本当にイギリス王室は馬が大好きなのです。

 

 今年、新型コロナのため、ロックダウンした英国。女王は異例のメッセージを国民に届けました。

 

 we will meet again (私たちはまた会えます)  we will be with our families again (私たちは家族と必ず再会します)

 

 このメッセージに英国民は力づけられ、涙したと言います。ここぞという時に国民とともにあるということを絶妙のタイミングで語りかけた女王は、さすがでした。

 

 さて、エリザベス女王杯の予想です。私は、ノームコアから流します。この馬、パワーアップしましたね。相手は、3~5歳から2頭ずつ選びました。3歳は、ウィンマイティーとソフトフルート、4歳はラヴズオンリーユーとエスポワール、5歳はサラキアとラッキーライラックです。馬連とワイドの合計12点です。