今年の凱旋門賞は、大変なことになりました。馬場状態の悪化等を見越してか、有力馬のラブ、マジカル、ガイヤースが出走を回避。ヨーロッパでは毎週大レースがあり、他のレースに回ることになったようです。新記録となる3勝目を目指しているエネイブルと新女王の座を狙うラブの対決は幻に終わりました。そして、さらに衝撃のニュースが入ってきました。
有力馬を抱えるA・オブライエン厩舎の出走予定馬に禁止薬物が見つかったとのこと。これにより、モーグル、サーペンタイン、ジャパン、ソヴリンの4頭が出走を取り消しました。気の毒なのは、ジャパンに騎乗する予定だった武豊騎手が、乗れなくなったこと。見所が一気に無くなった凱旋門賞です。
主役のエネイブルは、18戦15勝。凱旋門賞2勝他キングジョージなどヨーロッパのGⅠレースを勝ちまくるスーパー牝馬です。6歳まで競走を続けるのは、現在では珍しいことですが、史上初の凱旋門賞3勝目を目指し現役を続行。今年も健在で重賞2連勝で仕上げも万全。有力馬の回避で3勝目は濃厚となっています。凱旋門賞は牝馬が強く、この10年で7勝。更にデットーリ騎手、ゴスデン師も3勝しています。過去10年で重・不良は5回。エネイブルは昨年重馬場で2着と苦にしません。
珍しいのは、長距離王者のストラディバリウスと名マイラーのペルシアンキングが挑戦してきたことです。この距離短縮と延長の対象的な2頭の走りが興味深いところです。ストラディバリウスに乗るのは、懐かしいオリビエ・ペリエ騎手です。また凱旋門賞は、3歳牝馬が強く、ラブは回避しましたが、ヴェルメイユ賞2着のラービアーも侮れません。馬場状態が分かりませんが、私はエネイブルからストラディバリウスとラービアーへの馬単2点と3連単エネイブル頭でストラディバリウスとラービアーを2,3着に入れるフォーメーションを少し買うことにします。
スプリンターズSにも少し触れますと、グランアレグリアを信頼して、同馬から1頭軸3連複流しで、相手はダノンスマッシュ、モズスーパーフレア、レッドアンシェル、エイティーンガール、アウィルアウェイの5頭です。