6月から始まった2歳戦も3か月が終了。注目の新種牡馬たちの成績を検証します。過去3年を見ると、チャンピオン馬たちが順当に種牡馬としても期待通りの活躍を見せています。2017年は、ロードカナロアが大成功。現在も総合ではディープインパクトの2位をしっかりと確保しており、オルフェーヴルも現在総合4位と悪くはない位置にいます。2018年は、やや平凡もジャスタウェイがまずまずのスタートで現在総合20位に定着。2019年はキズナとエピファネイアが大活躍で、キズナは2年目で総合8位。エピファネイアも大物牝馬のデアリングタクトが2冠を制し、総合の13位と躍進しています。

 

 今年の目玉は、モーリスとドゥラメンテで、予想通り9月6日終了時点で、中央2歳リーディングの1位と3位を占めています。(2位は好調のキズナ)モーリスは最初はなかなか勝ち馬が出ず、スロースターターかと思いましたが、一気に勝ち馬を増産しました。雄大な馬格に恵まれた産駒たちは、グラスワンダー~スクリーンヒーローの血を繋いでゆくことでしょう。

 ドゥラメンテも中休みがありましたが、ここまでで10勝は、勝利数では1位です。あの皐月賞での爆発的な末脚を受け継いだ仔たちが大暴れすることでしょう。とにかく牝系がダイナカール~エアグルーヴ~アドマイヤグルーヴという我が国きっての名牝系ですから成功は間違いなしといえるでしょう。

 

 今年の新種牡馬は、キングカメハメハ系が7頭と突出。ドゥラメンテ以外にもリオンディーズが11位、ラブリーデイ22位、ホッコータルマエ65位とGⅠ馬が揃い、勢力を伸ばしそうです。ディープインパクト系では、ミッキーアイルが早くも重賞勝ち馬を出し、7位にランクインしました。持ち前のスピードが素直に遺伝しているようです。このように新種牡馬がベスト20に5頭入るというのも豊作といえるでしょう。

 外国産馬では、マクフィが17位と健闘。ジャックルマロア賞の勝ち馬で、マイラー部門の世界ランキングトップタイの一流馬。父ドバウィの血が日本でも花開くのを期待したいものです。

 

 いよいよ秋競馬開幕。といっても西は阪神ではなく中京ですが、本格的な2歳戦に目が離せませんね。現在2歳リーディング5位の大本命ディープインパクトが例年通り大攻勢をかけてくるのか、上記新種牡馬たちとの戦いにも注目です。