今週で夏競馬も終了です。当然のことながらコロナのため遠征は出来ませんでした。昨年は小倉、今年は福島か新潟と思っていたのですが、テレビ観戦の日々となりました。
2回新潟の6日間は、小倉がなかったため、札幌との2場開催で、関西馬がどっと遠征しました。そして、72競走の内、関西馬49勝、関東馬23勝と、関西馬が圧倒しました。
私が競馬を始めたころは、関東馬が強く、こんな時代になるとは意外です。GⅠ競走が始まってから昨年の菊花賞で700レース目でした。JRA所属馬は678勝で、その内訳は、関西馬463勝、関東馬215勝とダブルスコア以上です。特にフェブラリーステークスは18連勝、桜花賞は17連勝が記録され、菊花賞も16連勝がありました。他にもチャンピオンズカップ12連勝、ダービー11連勝と西の強さは圧倒的です。
何故こんなことになったのか?坂路を中心としたハードトレーニングを早く取り入れた西の調教師が、積極的に遠征をこなし、海外にも進出するようになったのは大きいでしょう。美浦は意識改革が遅れ、各種コースの整備なども栗東より遅れました。結果を出した関西のきゅう舎にいい馬が集まるようになり、さらに差は広がりました。
昨年、関東の国枝調教師が出された本を読みましたが、もう遅いのではないかと思いました。言われていることはよく分りますが、例えば小倉が関東から遠いなどというのは昔から分っていたことで、交通の便云々といってもどうしようもないことです。小倉へ当日輸送を試みたのは浅見調教師でした。確か、ケイシュウとケイサンタを連れて行ったのが最初でした。人がやらないことをやるという関西の気風のようなところがあったのです。新潟も関西からは遠いのですが、関西馬は平気です。首都圏の交通渋滞がひどいのは分かりますが、トレセンを美浦以外の場所に作れたかといえば疑問です。輸送だけでこんなに差がつくとも思えません。やる気と工夫とどん欲さ。そして関東を追い越すんだという強い意志が関西にはあったのではないかと感じるのです。美浦も設備が充実してきました。今度は関西を追い越すんだという気概を持ってほしいのです。
昔は、東西対決で盛り上がりましたが、今は東西意識はあまりないかもしれません。ファンも分け隔てなく応援しているようです。関西、関東よりも日本馬対外国馬という時代かもしれませんね。それでも関東馬には頑張ってほしいものです。特に若手調教師に!