やっと小倉競馬が始まりました。オリンピックの関係で今年夏の小倉は4週間と短縮開催。関西人としては、やや物足りなさを感じますね。間隔が空いたので、馬場は絶好の状態で、早くもレコードタイムが出ていました。メインの小倉記念は、長岡騎手が実にうまくインをついて抜け出しました。9年目で初重賞と、嬉しい頑張りでした。関西へ移籍して乗鞍も増えるでしょう。あのレースを見れば、もっとやれる騎手だと思いました。
昨日は、サンデーサイレンス(SS)の命日でした。2002年に亡くなって18年。早いものです。日本の競馬を世界的なものにした大種牡馬です。これほど凄い種牡馬は見たことがありません。デビューからわずか2年目でリーディングサイアーになったのです。初年度産駒が、皐月賞、オークス、ダービーに優勝。驚異的なペースで勝ち続けました。1990年代から2000年代半ばまで、国内生産界を席巻しました。リーディングサイアーは、1995年から2007年まで13年連続、ブルードメアサイアー(母の父)も2006年から2019年まで13年連続首位です。
それ以前の種牡馬王といわれたノーザンテーストが後継を残せなかったのに比べ、種牡馬の父としても大成功。ここにサンデー王国が誕生したのです。
産駒の特徴は、何といっても切れ味。スローからの上り勝負に絶対的な強さを誇りました。
33秒台の末脚がさく裂するシーンを何度も目にしました。距離も万能。産駒は、ほとんどのGⅠレースを勝ちまくりました。JRA重賞勝利数上位15頭の内、6頭がSS系です。種牡馬の記録としては、通算勝利数、年間最多勝、年間重賞最多勝、年間最多獲得賞金、通算重賞最多勝、GⅠ競走最多勝など数え上げたらきりがありません。
多くの産駒が種牡馬としても成功し、中でも最高傑作のディープインパクトは、父に迫る勢いで勝利を増産しています。ステイゴールド、フジキセキ、ハーツクライ等の種牡馬成績も優秀です。また、多くの繁殖牝馬もSSの血を広げています。日本競馬を世界的なものにしたのは、間違いなくサンデーサイレンスのおかげといっていいでしょう。
1頭の馬が世界を変えた!それを私たちは目の当たりにしたのです。