久しぶりに映画を見ました。といっても1か月前のことです。大阪難波の映画館で、コロナの影響で、客は少なく1列に一人か二人程度でした。映画は若い頃から好きで、ホラー映画以外は何でも見ます。(怖がりなので・・・)今はコロナであまり行く機会はありませんが、普通なら月に2~3本は観ていましたね。

 今回のライド・ライク・ア・ガールは、競馬の映画です。オーストラリアの女性騎手、ミシェル・ペインが2015年にプリンスオブぺンザンスでオーストラリア最高のレース、メルボルンカップに優勝した実話の映画化です。

 10人兄弟の末っ子で競馬一家の期待の星ミシェルが、男社会の中で落馬による大怪我を乗り越えて栄冠をつかむまでの物語。競馬シーンは迫力満点。「どいて!」という彼女に「女が勝つにはまだ早い!」と男たちが立ちはだかります。心配する父親との確執や、兄でダウン症のスティーヴィー(本人が出演)の協力などを交えて、クライマックスへと盛り上がります。

 

 「女性は、男性に対抗できないという偏見に凝り固まった人たちの鼻を明かした。このスポーツは男性に支配されていて、女性では強さが足りないと思われている。でも、問題は強さじゃない。馬をリズムに乗せて自分のためにやる気にさせ、忍耐を持つことが大事」とミシェル・ペインは述べる。この強さがなければやっていけないし、自ら売り込むところが凄い。なお、このメルボルンカップには、日本のフェイムゲームが1番人気で出走していましたね。(13着)主演はテリーサ・パーマー。父親役にはベテラン俳優のサム・ニールが扮しています。監督も女優のレイチェル・グリフィスで、これがデビュー作です。夏場にお勧めの一本ですよ。

 

 女性騎手は海外では増えており、ニュージーランドでは4割を女性騎手が占めています。日本でも藤田菜七子が活躍し、競馬学校にも女性が在籍しています。地方では以前紹介した愛知の宮下瞳騎手が来年には女性騎手初の通算1000勝に届くかもしれません。世界的にもミシェル・ペインの他にも、リサ・オールプレスやヘイリー・ターナー、ジェイミー・カー、ロージー・ナプラビックなどが、リーディングを取ったり、GⅠに勝利したりと活躍しています。最近まで来日していた、フランスのミカエル・ミシェルもJRAの緩和策で再度の来日に意欲的です。また、お馴染みのオリビエ・ペリエ騎手の娘がフランスでプロデビューし、勝利したニュースも入ってきました。世界的にも女馬が強い時代ですが、女性騎手も凄い人が出てきているようです。