皐月賞の1,2着馬はどちらも年明け初戦が皐月賞でした。こんな時代が来るとは驚きです。外厩施設の充実がもたらしたものとはいえ、目に見える進化といえるでしょう。私が競馬を始めたころは、例えば昭和45年のダービー馬タニノムーティェは、ダービーが15戦目、翌年のダービー馬ヒカルイマイは13戦目でした。休むことなくレースに出ずっぱりというのが当時の競走馬でした。現在は坂路、プールなどトレセンや育成牧場の施設を使いこなす技術の進歩も大きいと改めて感じた皐月賞でした。

 

 今週は、GⅠの中休みですが、伝統のマイラーズCが行われます。2012年に阪神から京都に移りました。これで、阪神からはGⅡの古馬混合マイル戦が無くなってしまいました。京都には、GⅠのマイルチャンピオンシップがあるので、マイラーズCはそのままにしてほしかったのですが・・・。

 

 このレースは昔は、八大競走の次にランクされるレースでした。当時は、春の古馬の大目標であった天皇賞につながるレースとして重要な位置を占めていたのです。メンバーも凄く、勝ち馬は1,2回が女傑トウメイ。その後もロングワン、タイテエム、キタノカチドキ、シルバーランド、ゴールドイーグル、インターグロリア等が70年代を彩りました。マイラーと万能馬との戦いでした。マイルの大レースがなく、大レースのたたき台としてオープンというレースが幅を利かせていましたが、マイル戦はしばしばそういったオープン戦でした。その中でマイラーズCは特別なレースだったのです。 (この項つづく)