皐月賞は、コントレイルが強い競馬をしました。福永騎手も言っていた通り、思ったような位置を取れずにハラハラしましたが、外へ出してからは凄い脚。先に先頭に立ったサリオスを捻じ伏せました。この馬、父ディープとよく似た勝ち方をしています。新馬を楽勝した後、東京スポーツ杯2歳Sでのパフォーマンスは、父の若駒Sに匹敵するものでしたし、3戦目のホープフルSもディープの弥生賞のような感じ。そして、皐月賞も父が2馬身半差で、今回サリオスから3着馬までが3馬身。サリオスがかなり強い馬なので、他馬との差からディープ並みというわけです。少し早いですが、ディープの最高傑作ではないでしょうか。
福永祐一騎手は、これで史上11人目のクラシック完全制覇となりました。馬を信頼した落ち着いた騎乗でした。現役では、蛯名騎手がダービーだけ残しています。往年の名騎手でも、加賀武見騎手は皐月賞、武邦彦騎手はオークス、岡部幸雄騎手は桜花賞に手が届きませんでした。1位は、やはり武豊騎手で、桜、ダービー、菊が各5勝、皐月とオークスが3勝で計21勝は、さすがというしかありません。
矢作芳人調教師は、通算11勝目のGⅠ勝ち。リスグラシューが引退したと思ったら、すぐにこんな凄い馬を出してくるとは、こちらもさすがです。矢作師は、調教助手の頃から「優駿」のコラムで、競馬界の裏事情など包み隠さず書いていて、秘密社会に批判的な方でした。ファンを大事にする姿勢は随一の方だと思います。関西の調教師は、以前から挑戦する姿勢が強く、森師や角居師などが海外遠征に積極的で、先へ先へという、そういった姿勢が東西の差を生んでいるように思えます。今年もここまでGⅠは西の全勝です。
馬券は、POGの持ち馬であるコントレイルの単勝と馬単を取りましたが、3連単では、3着のガロアクリークを入れられず、結果トリガミになりました。福永から外人騎手という買い方だったのに、ヒューイットソンを忘れていましたね。
ところで、土曜日の中山グランドジャンプは、絶対王者のオジュウチョウサンが5連覇を達成。貫禄を見せましたが、シングンマイケルが最終障害で落馬。命を落としました。馬単裏表1点で買っていましたが、残念です。シングンマイケルの父シングンオペラの母タケノハナミは、ローズSの勝ち馬ですが、その日は、私が結婚した日でしたからよく覚えているのです。いつかタケノハナミの子や孫が大きいところを勝ってほしいと思っていましたが、シングンマイケルが中山大障害を勝ってくれて喜んでいたのもつかの間、今回こんな悲しいことになってしまうとは・・・・。悲喜こもごもの週でした。