ノンコの夢は、なりませんでした。でも5年連続の出走は立派です。勝ったモズアス

コットは強かった。史上5頭目の芝、ダートのGⅠ馬誕生です。海外も視野に入れて

いるそうですが、クリソベレルたちとの対戦も楽しみです。2着のケイティブレイブも立派。

ドバイでの大手術からの復帰。大健闘でしたね。あっぱれ!をあげましょう。

 

 さて、JRAのCMで馬の種類に関連したものが放映されていました。「君って何者?」

日本の競馬は、今はばんえい競馬を除くと、サラブレッドオンリーですが、かつては、

アングロアラブという種類の馬のレースもあったのです。馬資源が少なかった時代に

日本の競馬を助けてくれた功績は評価されていいでしょう。

 

 アングロアラブは、サラブレッドとアラブ馬の混血種です。アングロというのは、英国の

、とかイギリス人のとか、言う言葉です。イギリスが原産で、フランスで多く生産されました。

今でもフランスではアングロアラブのレースがあります。日本でも昔は、有名なタカツバキ

やセイユウが活躍しました。セイユウはサラブレッドに交じって重賞まで勝った馬でした。

アングロアラブは、見た目はサラブレッドと変わりません。ただ、走る能力は歴然としてい

ます。

 昭和から平成になる頃、アキヒロホマレというアングロアラブの名馬がいました。レコード

を7回も出した快速馬で、ある年の函館での2000mのタイムは、その開催でサラブレッド

より速かったのです。アングロアラブ相手では、68キロを背負うなど限界が来ていました。

そこで、サラブレッドの重賞小倉記念に50キロで挑戦したのです。競馬になるかと思ったら、

4コーナーまでついていけたのですが、そこから1頭、大差に離されてしまいました。

 私の想像ですが、彼は敏感に種の違いを感じていたのではないかと思えるのです。

すでに、サラブレッドの血の更新はセイユウの時代からは遥かに進歩していたのです。

 

 私には一つ気になることがあります。マスコミは、アングロアラブと正しく書かず、アラブと

書くことが多いのです。これはおかしい。略しているのだとすれば余計おかしい。種が違う

のだから略せばアラブ馬と同じになってしまうからです。例えば、豹とチーターが似ていても

誰もチーターを豹とは言いませんね。ファンは別にいいとしても、マスコミは正しく表現して

ほしいものです。週刊競馬ブックに連載されていた小檜山調教師の「馬を巡る旅」の中では、

きちんとアングロアラブと書かれています。流石ですね。細かいことですが、略していいもの

といけないものは注意すべきですね。これが、日本の競馬の一時代を助けてくれたアングロ

アラブに対しての礼儀でしょう。