2019年の各種記録が発表されています。私が注目したのは、騎手部門です。獲得賞金、

勝利数、勝率の三冠をルメール騎手が2年独占していましたが、昨年は勝率部門を川田

騎手が奪取。勝率はなんと0.260でした。この分野の日本記録の変遷を見てみると、

1958年に野平祐二騎手が0.259で1位。それを20年後の1978年に天才といわれた

福永洋一騎手が0.260と更新しました。そして24年後、2002年に武豊騎手が0.291

と更新。現在これが中央競馬の日本記録です。(出走回数400回以上)

ほとんどの騎手が1割台の中、2割5分以上は、約4回に1回は勝っているという大した

記録であります。2位は2018年にルメール騎手が記録した0.278ですが、昨年の川田

騎手の0・260というのも、福永洋一騎手の記録に並ぶ凄い記録といえるでしょう。また

ルメール騎手は、2016年以降、毎年勝率は2割を超えています。

 

 昨年の川田騎手は、自己ベストの152勝を挙げ、重賞も15勝。GⅠが1勝のみというのが

やや物足りませんが、日本人ジョッキーとして大活躍の1年だったと思います。武豊騎手の

後継者として日本人ジョッキーのトップに立った年でした。

 昨年の平地重賞129レースのうち、外国人ジョッキーが勝利したのは33レース。約4分の

1です。GⅠに限ると24レース中13レースと半分を超えています。世界の名手が集まるので

当然とはいえ、川田騎手に続けと、日本人騎手の奮起も期待したいところです。