『手紙』 | mizのブログ

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最近ふと気付いたのですが、邦画のロードショーが多いですね。しかも、割と質(原作or脚本)がいいものが多いような気がします。

映画好きなアタクシですが、洋画よりも邦画を好みます。ひとつひとつのセリフ、間合いなど、字幕では表現しきれないところで感動を味わえるから、なーんてこというと、カッコつけすぎでしょうかね(笑)。


で、来月11月からロードショー予定の中にも、期待している作品があったりしますが、そのひとつが、

『手紙』(原作:東野圭吾)

です。

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ということで、早速その原作を読んでみましたよ。


その前に、これって毎日新聞に連載されてたんだねぇ……



内容は、赤貧の中で唯一の肉親である弟の将来のために、強盗を働くことを決心した剛志は、押し入った家人を殺害してしまい、強盗殺人で十五年の懲役を打たれた。たった一人となった直貴に、励ましと贖罪の気持ちを込めて毎月のように獄中から手紙を送る剛志であった。


その間、アルバイトをしながら何とか高校を卒業するものの、とても大学へ行ける余裕などなく、働くことを選ぶ直貴。その中で、音楽や恋人、大学編入から就職、いろんな折に「強盗殺人犯の弟」というレッテルはなかなかはがしてくれない。そのたびにそれらをあきらめなければならない直貴だった。


やがて妻を娶り、子供ができても、そのことで平穏な生活をえることはできなかった。そして直貴は……




就職先の社長の言葉に、「差別はね、当然なんだよ……」という言葉にショックをうけつつ、これを受け入れ、立ち向かう直貴。そして彼がとった最後の行動とは……




こうした刑事事件で、クローズアップされる被害者の残された傷はもちろん、加害者側の家族にも傷を残すこととなる。そしていつしか苦渋の決断をするんだけど、なにはともあれ、すごくヘビーな内容だけど、読み手にいろいろと考えさせられる物語だったと思います。


なにしろ東野氏の作品は、いつも読み手をひきつけて離さない展開が魅力。今後も期待したい作家さん。映画がすごい楽しみッス♪