ちょっと間が空いてしまいましたが、「夢駆ける馬ドリーマー」の試写会、見てきました。
先週から既にロードショーしてますね。

内容は、奇跡の復活を遂げた競走馬を巡る実話をヒントに、骨折した競走馬と少女の友情と、馬の再起に壊れ
かけた家族の再生を託す調教師の姿を描いた感動ドラマ。
ちなみに、主人公(?)となる馬、「ソーニャドール」とは、スペイン語で「夢見る人」、即ちドリーマー
ってことですね。
主演はカート・ラッセルとダコタ・ファニング。
ハリウッド映画のローティーンキャストはすべて彼女といっていいですね。やっぱり超ウレセンなんでしょう。
この映画も、原作では息子となっていたのが映画ではムスメ。興行的なねらいが見え隠れしますね(;´∀`)

ストーリーはこんな感じ………
ケンタッキー州レキシントン。優秀な調教師のベン・クレーンは、大牧場のオーナー、パーマーの下で、期待の牝馬ソーニャドールの調教を請け負っていた。ある日、ベンの調教を見に行った娘のケールは、そこでソーニャと出会い、すっかり魅了されてしまう。しかしソーニャは、異常に気づいたベンの反対を無視してパーマーが強引に出走させたレースで転倒、骨折してしまう。ケールが見守る中、パーマーからソーニャの安楽死を命じられたベンだったが、自らのギャラと引き換えにソーニャを引き取る決断をする。再起不能と思われたソーニャだったが、ベンと仲間の厩務員たちの手厚い看護により、徐々に回復していく…。
ストーリー自体は、よくあるサクセスストーリー。弱いもの(善)が強いもの(悪)をやっつける、という
感じ。展開としては至極単純なだけに、どんな人でもスッと感情移入できるのでは!?
競馬の映画ですので、当然レースの映像も出てきます。で、同じ競馬を題材にしている「シービスケット」
と比較されますが、競馬シーンについては「シービスケット」のほうが上手、というか迫力があったと思います。
G・スティーブンスなんかも出てたし。
でもねぇ、映画のクライマックスはブリーダーズカップのレースなんですが、観ていて興奮しちゃいましたね。
| ソーニャ、差せ~~~!! |
って叫びそうになりましたよ(笑)
で、サクセスストーリーだけに、
| それはないだろ~!? |
って設定もありました。
特にブリーダーズカップについては、出走のいきさつも∑( ̄□ ̄
ナント!! という感じでしたねぇ。
ナント!! という感じでしたねぇ。ただ、その辺についてアラブ系王族と思しき馬主が出てたり、せりふの中にもその辺のことをチクッと
言っているところがありましたから、あながち現実離れしてるわけではないのかな、と。
この原作は、事実に基づいたフィクションってことで、モデルになった馬というのが、Mariah's Stormという馬。
Rahy産駒の彼女は、91年生まれ。2歳でデビューして大活躍し、その年のブリーダーズカップ(=BC)
ジュベナイルフィリーズでも本命視。しかし直前に骨折、安楽死も検討されたが、懸命の治療で復活、
G2をいくつか勝ち、その中には当時の最強牝馬・セレナズソングを負かす金星を上げたターフウェイパーク
ブリーダーズカップがある。4歳時にはBCディスタフに出走する。結果は9着(勝ち馬インサイドインフォメーション)
で、映画では受胎能力はないという設定でしたが、この馬は引退後、あのクールモアに売却。
そして、Stom Catとの交配で、2000年カルティエ賞年度代表馬となる、別名アイアンホース、
Giant's Causewayを世に送り出すんですね。
Giant's Causewayといえば、A.オブライエン調教師。で、映画の中でソーニャドールが出走するBCクラシックに
2000年に出走します。この年のBCクラシックは、フサイチペガサス、ティズナウ、レモンドロップキッド
などが出走するレベルの高い年。そんな中、ヨーロッパから遠征してクビ差の2着となったのでした。
そういえば、映画の中で種牡馬としてジャイアンツコーズウェイやフサイチペガサスも出てたなぁ……
ありゃ本物なのかな!?
とまぁ、あくまでモデルであって、映画は彼女の事実を表したものではないので、それはいいのですが、
映画では競走馬で頂点を極めるけど、モデルとなった彼女は繁殖に上がってから頂点を極めた、と
いえるのではないでしょうかねぇ…。
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