例えば他人に好意的に行動を起こすとして。もっと解りやすく言うなら、ブラインド商品を買って自分ではなく友達が好きなキャラが出たからそれを友達にあげるとして。

その時点では特に見返りを求めていなかったとしても、それがずっと続いていつしか相手がそれを当たり前だと思うような態度を取り始めていったとき、相手との関係は終わりを迎える。

 

それはまぁ、当たり前だな。と。

 

他人に対してそんな寛容な態度を取り続けられる人は少ない。つか、ほぼいない。例え主従関係であったとしても見返りなしでそうあり続けるのは、どちらかが莫大な恩を抱えてて忠誠を誓っているか、弱みを握られていて逆らうことができないといった前提条件があるはず。その条件がない間柄において、その関係は常にイーブンでなければならないと思う。

 

なんだけど。

 

世の中、調子に乗っちゃう子っているんだよなぁ…

そう。ある一定の条件において自分が優遇されるのが当たり前だと思っちゃう子。しかも本人に自覚がないことが多いこと多いこと。

そういう子ほど、ある一点の裏切りが行われるとぶっつりと縁を切られます。ものすごい速さで。いやもう、ほんとびっくりする。

しかも、こちらからすると自分の何が裏切り行為だったのかわかんんないから、こっちは戸惑うばかり。お手上げです。まぁ、そうなったらそうなったで別にいいんだけど。

 

でも、こういう子は予兆があります。

それが、前述にある「それを当たり前だと思うような態度を取り始めて」いくことです。

具体的に言うと、まずお礼を言わなくなります。

 

冒頭で書いた、「友達の好きなキャラが出たからあげる」という好意に対して、最初はちゃんと「ありがとう!」って返されるでしょう。しかし、それが当たり前だと思い始めた相手は、次第に礼を言わなくなります。何故か。それは当たり前だから。

自分の好きなキャラのグッズが譲られるのが当たり前になってくると、今度はその好意が向けられなくなったとき相手は疑問と不満に包まれます。そして、それが何度か行われると相手の中でそれが「裏切り」になります。

 

本来、自分が優遇されるということは、それに至るまでに自分の行動の工程がなければありえません。そのメカニズムを理解せず、「あの人があのキャラのグッズを私に譲るのは当然だ」と思い始めてしまうと、その相手との間柄は確実に変わってしまいます。

礼には礼を。恩には恩を。イーブンな間柄を維持していれば、おそらく裏切られることも何もなくなるはずなんです。相手がガチで裏切ろうとしなければ。

 

人間関係に、「当たり前」は存在しないんですよ。

前を歩いてくる人に対して「あの人は自分を刺さない」と100%保障されていないようにね。