今をイキるということ
言葉って時代とともに変化するものだと思ってるわけですが、
使う側の都合って最近大きいなってなんか思い出した
最近の言葉で考えると
「意識高い系」
この言葉の大元って、僕の使ってた時代が正しければという前提だけれども
「結果が全く出ていないのに、やってますアピールがすごい人」
みたいな感じだったと思うんですよね
大学の講義をいつも最前席で受けて、ノートもとって、質問もするけど単位落とす人
とか
リクルートやらの受け売り情報をペラペラしゃべって、就活アピールするも、最終的に内定出ない人
とか
予備校に通って講師の受け売りをひっちらかしてFラン入学
とか
何となくこういう人のことを指すんだなって思ってた
次に「イキる」
これもまぁ最近よく出てきて、それこそイキリト(SAO未履修)なんて言葉も目にするし、
状況というか、発症元から察するに実力もないのに嘘ついて自分を誇張する
そんな感じのニュアンスだったと思うんですよ
で、これが最近どうなったかって言うと、
「自分が気に入らない人の行為にあてつける言葉」
に代わってるような気がするんだよね
アイツ意識高い系だから
とか
あいつ最近イキってる
とか
で、これに関して何となく既視感あるなーって考えてたんですが
1つ心当たりがあって
「調子乗ってる」
って言葉
多分誰もが中学生の頃あたりに耳にしたであろう言葉
当時、これの意味がさっぱり分からなくてずっと考えてた時に
状況考察を含めて1つの答えにたどり着いたわけなんですが
「自分より下だと思っている人間が、上手くやったり、
結果出したりするときに何も言えないからその時に苦し紛れの最後の言葉」
なのではなかろうかなと
「調子乗ってるんじゃねぇぞ」に主語をつけるとするのであれば
「お前なんかが」もしくは「お前ごときが」
当たりが適切ではなかろうかと思う
話を戻して、ちょっと前に驚くべき言葉
「購入厨」「整列厨」という言葉がはやった
もちろんそれは民度の問題も多々あるわけだが、
整列を無視して入る人に対して注意喚起をするものの
された側は「あいつ整列厨で草wwww」みたいな言葉が出てくる
どう考えたって正しいのは並んでいる人間であるのは明白
「購入とか意識高い系なんすね」
これも上記と同様に「やってない側の人間が最終的に吐く文句」のように感じる
となったときに
一番最初の「全く結果出せないのにすごいやってる風を出す」行為
「嘘で固めて武勇伝を作り上げる」行為
というのどちらも妄想やトンチンカンな所為の終端であって、
結果を何ひとつ出せていない人の妄言や虚言である
結果が出ていない人間が、できている人に吐く文句としても
言われたところで何もできてない人に言われてもねぇという気持ちが強く
結局この言葉は結果を出しているという状況で
全てどうでもいいことでもあり、もっと言うとこういうことを吐き出す人の意見って
結局のところ理想を掲げた妄言か、気に食わなくてかろうじてひねり出した文句みたいなもんだから
聞く価値ないんじゃねーのというのが個人的に思うところ
そもそも、その人の言葉が正しければ結果は出ているはずなのだから