攻殻機動隊は何から見れば良いのかという話 | ☆青空 Interceptor☆

攻殻機動隊は何から見れば良いのかという話

最近よく聞かれたりするやつ

というのも、何か好きなものやジャンルにおいて、一番好きなもと聞かれると迷うものであるが、

僕の場合、アニメにおいて何が一番好きかと言われると、必ず攻殻SACと答える。

それはもうノータイムで。今でもこれより面白いアニメは自分の中では存在してないし、

もうなんど見たかもわからにくらいに見ている。

 

そんなおすすめの攻殻機動隊だが、

色々ありすぎて何から見ればいいか分からないということで、

何から見ればいいの?とよく聞かれる。

そもそも攻殻機動隊って何種類あるのよっていうことで、とりあえず一覧

 

 

①原作コミック(1989年~)

②押井版:GHOST IN THE SHELL攻殻起動隊・イノセンス(1995年、2004年)

③神山版:攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX、SAC 2nd GIG、SAC Solid State Society(2002年、2004年、2006年)

④黄瀬版:攻殻機動隊ARISE、攻殻機動隊 新劇場版(2013年~)
⑤ハリウッド版:ゴーストインザシェル(2017年)

 

まぁ普通に考えれば発表順でいいと思うけど、見やすさというのがあるのも事実

そして何より、これだけの攻殻があるわけだが、実はどれもテーマが違うということで、

味方が全く変わるのがまた面白い。

 

個人的おすすめ順で言うと

③→②→④→⑤→①

 

せっかくなのでこの順番に簡単なレビューと言うか解説

 

③:神山版:攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEXシリーズ

全24話のTVシリーズが1期と2期、それに加えてOVA1本がある

原作や押井版と違って、別の時間軸(世界線)の話である

GITSが成熟しきった少佐や課長に対して、

現役バリバリの少佐や課長と言ったところ

 

アニメが好きな人にとって絶対に後世まで残したいアニメ的なものに絶対入ってくるアニメ

STAND ALONE COMPLEXシリーズのテーマはいくつかある中で単語だけ並べると

「STAND ALONE COMPLEX(個と集団)」「ネット」「文学」「実際に起きた事件」「社会問題」

である。基本的に1話完結の刑事モノ+全体を束ねる1本のストーリーとなっていて、

とてつもなく濃く、すごい情報量のアニメで、調べれば調べるほど面白い。

中でも第1期の「笑い男事件」と言うのは言葉では表せない面白さが詰まっているので、

ぜひ見てほしい。

 

2期になると、外交問題や難民問題とテーマが難しく混乱しやすいのだが、

人物相関図が描けると、これほど面白いものはないなと思う。

 

OVAのSSSも非常に良い出来で、SACシリーズ通して、

「よくこの時代にこんな未来が想像できたな」

というレベルで、超近未来SFというジャンルとして確立されていると思う

 

おすすめする理由として、とにかく見やすさがあげられる。

考えなきゃいけない部分はあるにせよ、割りとわかりやすい構成になっており、

初めて攻殻機動隊を見る人にとって世界観をつかみやすく、専門用語もわかるよう作られている

そのうえ、インターネット、とりわけTwitterのようなツールが広まった今だからこそ、

わかりやすいと思えるところも出てくる。

それを10年以上も前に放映されたアニメとは思えないと今でも思う。

そして音楽は菅野よう子で、これまたとてつもなくカッコイイのである。

 

なお、各シリーズの総集編が発売されてるが、あれは見る必要はまったくない。

TVシリーズならではの良さがジックリ詰まってる作品

 

 

②押井版:攻殻機動隊

劇場版が2本と、1作目のリメイクがあるが、基本劇場版の2つで問題ない

 

世界に攻殻機動隊を知れ渡らせ、マトリックス含めSFの原点というか、

これを元にして作られた映画がたくさんあるくらい。

テーマとして挙げられているのは「機械の体の自分が自分であるという証明はどこにあるのか」

体は機械(義体)に入っている、精神(ゴースト)は果たして自分なのか。

哲学的で面白いことは確かなのだが、とにかく見にくいのでる

作りが親切でないとも言うが、世界観がつかみにくいところもあってか、SACで世界観を掴んでからみると、

面白さに気がついたりする。

 

こちらはほぼ原作に近い作りになっている。

しかしながら押井特有の演出なども相まって、見にくいかもしれない・・・

 

 

 

 

④黄瀬版:攻殻機動隊ARISEシリーズ

劇場4部作+アニメ1話+劇場版の計6本

劇場で公開された4本を2話に分け、8話+2話をTVシリーズで放映

その後に新劇場版が公開された。

 

こちらは攻殻機動隊のメインとなる公安9課が出来るまでのお話

SACと同様にアナザーワールド的扱いである

他のシリーズと決定的に違うのが、声優が変わっていること。

というのも、SACの9課のメンバーは一言で言うと最強なのである。

その一方でARISEはそのメンバーの若かりし頃の話なので、若さのある声になっている

攻殻好きだけれども、僕は全く違和感なく見れた。

テーマはもちろん9課結成までの話なのだが、

 

「記憶」「ドンパチ」「見えるもの」「義体は人?モノ?」「ゴーストとは?」「組織」

 

と歴代の攻殻のテーマをしっかりと押さえつつ、さまざまなオマージュや仕掛けが入っていて

個人的には割と面白かった話ではある。

唯一の問題点としては、登場するウイルスが万能すぎてな・・・という所

 

劇場版はさらに進み、「規格」という面白い部分に踏み込んだ内容になっていて、

SACほどテンポが良く、引き込まれるかというと微妙だが、

けっこう面白い内容になっている

 

 

 

⑤ハリウッド版ゴースト・イン・ザ・シェル

 

実のところ見なくてもいい。

でも思ったより見れた。

内容はともかく、原作愛にあふれた監督が作ったんだなという印象。

オリジナルでありながら、攻殻として成立もしている上に、

最後の少佐のセリフがあたかも押井版の少佐を知っているかのように言うセリフが

とにかくよかった。

上記3作品をみたから面白いとも思えるが、

じゃあ初見様に薦めるかと言われると・・・

まぁでも何回も見るようなものでもないし、

日本語吹き替え版が必須と言ったところでしょうかね。

 

 

 

①原作

 

読んでほしいけど、読まなくともよい

興味が出たら手に取ればいいかなと思う

というのも、少佐ってこんなだっけ????ってなるが、実際原作はそうなのである。

実にクセがあり、強いて言うなら読むのがめんどくさい。

 

しかしながら・・・1989年に「ネット」という言葉であれだけの漫画を描くことができたというのは

異次元の発想で、漫画史にも残るくらいの内容であることは確か。

 

しかしながら読みにくい。

 

 

 

 

 

というわけで、いろんな定額配信サイトで攻殻シリーズが入ってきてるので、

是非とも見てほしいなと思ったりする攻殻機動隊

おすすめです。