私は梅を通して母と邂逅しているのだなとしみじみ思った。


母の漬けた梅干し、梅酒、酢漬けの梅酢などなど、全部美味しくていつも楽しかった。


喜んで子供が食べるから母も喜んで漬けていた。


今、自分が梅仕事を通して母と共にあるのだと改めて思う。


梅仕事は体力勝負のところがあるんだけど、やって喜んでもらうとなんか母もこういう気持ちだったのかなと推測してる。


今のところ、純粋に楽しいと言うより私は得る実利のほうが大きくて頑張ってるところもある。


世の中には私よりずっと色々デキる人がおるから私ではなくていいのだから、私は私の必要な分だけやればよいのだ。


気軽でいい。