突然のスコールで結構な事故がおきてしまっているので、
祝!夕立というのもどうかと思うのですが、昨日の夕立は天の恵みでした。
ついぞ、降る事の無かった昨今、昨日の遠雷の音を聞いた時には、
慈雨
という言葉が浮かびました。
それくらい、雨をまっていたんだなとふと自分に対しても驚く始末です。
よく、水の神様は竜だと言われます。
四方を守る神様は青龍だといいますし、結構、人間の生活の中に近いなあと思ったり。
昔から、えてして日照り→雨乞いといえば、竜神様へのお願いに限ります。
そんなことをつらつら思い出していたら、山田章博さんという作家さんを
思い出しました。
この山田章博さん、十二国記シリーズの挿絵作家としてもとても有名ですよね?
『Beast of East』という作品の中で、陰陽師 安倍清明と妖怪 玉藻の前が日照りを解決すべく、
雨乞い腕比べをするのですが・・・(実は、妖怪 玉藻の前が竜神を封印していたというオチです)
絵の好き嫌いは分かれるところかと思いますが、この人の絵にはなんとなく
詩があります。
イラスト1枚見ただけで、なんとなく、心に物語が浮かびます。
そして、この方の描く女性の美しさったらありません。
そんなわけでお奨めしちゃいます♪
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お奨めしたのは日本絵巻風ですが、この方、妖精やら怪物やら西洋風の絵も
ものすごくキレイな絵をかかれます。
私、こう見えても詩情にあふれるものが好きです。