先日、父の知り合いの人が定年退職するということで、銀座のとあるおすし屋さんで
『お疲れ様でした会』を開きました。
私も小さい頃からお世話になっているので、参加したのですが、とても良い会になりました。
実は、4月頃に一度その会を開催しようと話をした時に、当のご本人が4月半ばに一度
手術をしなくてはならないので、後日に延期されました。
その時、その方の奥様がこう話されたそうです。
「病気自体は、そう深刻なものではなく、ちゃちゃちゃっとすれば、すぐ退院できるので。
ちょっと当人恥ずかしがってますし。病名は、その、以前、それで会社を休ませて頂いた
こともある『あれ』ですし・・・」
と恥ずかしがって病名をはっきりおっしゃらなかったようです。
電話を切った後、父が話してくれたので私が、
うず「で、お父さんは上司だったわけだから、その休んだ時に病名を聞いているのでしょう?
なんの病気なの?」
父 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
覚えてない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
さて、困りました。母は、何かお見舞いをしようとしていたので、病気がはっきりしないということに
あきれてます。
しかし相手は、
①父は病名を知っていると思っている
その上、
②その病気はどうやら恥ずかしい病気らしい
となると、なかなか聞きづらいものです。
病気に恥ずかしいも恥ずかしくもないですが、当人が恥ずかしいと思っているものを
わざわざ聞き出すのもなんぢゃないですか!
とりあえず、知らん振りしてお見舞いは送って、
詳しい病名はそのお疲れ様会のときでも、聞けばいいだろうということになりました。
果たして、無事退院されたので、会を催したのですが、うちの家族はそれぞれが
誰かその病名について聞くだろう
と思っていて、お開きになって、家路に帰る途中で
結局誰も聞かなかった
ということが発覚したのです。恐ろしき哉、必殺の人任せ。(笑)
ところが、母も父もどうもわからないので胸がすっきりせずにいるようで、
私が別途その奥様のヴァイオリンの発表会に誘われたことをしおに、
「お前が聞いて来い」
と指令が出ました。
多分、そうなるだろうなあと思っていたのですが、
私の予想では、痔もしくは前立腺関係の病気だと思うので、
嫁入り前の娘になにきかせるんぢゃい、というのが
本音です。
まあ、病気に恥ずかしいも恥ずかしくないもないから、いいですけど(言い聞かせ)