ブログネタ:ひまわりと朝顔とハイビスカス、どれが夏っぽい?
参加中私の夏を象徴するのは、朝顔です。
ハイビスカスは南国の夏。
ひまわりはスペインの夏。(もしくは映画「ひまわり」でしたっけ、あの有名な)
と二つとも海外を真っ先に思い出してしまうのです。
どっちも、あっちい時期の花ですが、先に思い出すのは外国の香りです。
朝顔は、日本の夏の朝一番を彩る。
そして、ちょっとせつない。
そして、鮮烈な思い出のある花です。
私の歳の頃は、朝顔観察日記を小学校の夏休みの宿題にするところは多かったですよね。
その弟の大事な宿題の朝顔を、夏休みにもってきた朝顔を枯らした、というか枯らさせたのは私です。
その時の私は俄か覚えの知識を試したくどうしようもなく野心的な少女でした。
(今はそのせいもあって、慎重の上慎重を重ね、石橋を叩いても渡れない状況です。汗)
TVの教育テレビか何かで、
人の排泄物は肥料になる
と(勝手に)学んだばかりでした。新しい知識は偉大です。ともかくワクワクしました。
つまり、農作物や花に与えればそれにより大輪の花が咲くのです。
大きな実がなるのです。なんとすばらしいことでしょう。。。(うっとり)
実際、人糞などはいわゆる肥溜めにて「熟成」の過程を経て、肥料としての役割を初めて果たすわけですが、私のことです、いつも通り肝心なことは全然覚えておりません。
人の排泄物=肥料
という超単純明快な等式が頭にはすっかりインプットされ、途中式は全くなし。過程を重視しない、成果主義。
最悪です。ナニをもってそれを証明するのか、毎日私は虎視眈々と試験体を探していました。
そうです、ワクワクの原動力おそろし!
ある日私が目をつけたのは、これでした。
朝顔。
弟が夏休みになるため、学校から持ち帰った大事な朝顔があるぢゃあーりませんか。
私は、弟に言いました。
「おしっこは、朝顔の肥料になるんだよ」(自信一杯、夢一杯)
私は本気でした。弟はその頃は「まだ」おねいちゃんを信頼しててくれたので、
おねいちゃんがそういうならと、いわゆる立ちションベンにて土に直接してくれました。
次の日からの私たちの期待の大きさを皆さんご想像ください。
小さな兄弟が、期待に胸膨らませて瞳をきらきら輝かせ。
これからどんな大輪の朝顔が咲くのか、どんな立派な成長を見せてくれるのか・・・
・・・・・ワクワク
・・・・・ワクワク?あれ?
弟はその朝顔では、観察日記を1ページも書くことはできませんでした。
大泣きの弟を見て、母から事情聴取を受けた後、母は大変あきれた顔で脱力していました。
母は田舎育ちなので、肥料についてとくとくと説明をされ、私はその事実に驚愕しました。
泣きたいのは私です。
そして、母は一応朝顔の種を買ってきてもう一度弟のために、花を咲かせてくれました。
朝顔を見ると今もちょっと切ないのは、そのせいか・・・
日本の夏、万歳(涙)