ブログネタ:夏になったら思い出すことは何?
参加中夏になったら思い出すことといえば、家族旅行で行った海のこと。
あれは、楽しかったけど、痛かったなあ・・・
小学何年生だったんだろうなあ、初めて家族で夏休みに出かけるということで
父の会社の保養所に行きました。房総のあたりだったと思います。
初めての夏休みの家族旅行。気分はうきうきです。
その後の恐怖のずんどこ、いえ、どんぞこを知らない私は幸せでした。
私を先頭に兄弟で海の売店にいったら、日焼けオイルなるものが売っていました。
これを塗ると、どうやら、綺麗にやけるらしい。甘いココナツの匂いも魅力的♪
夏休み明けの自分を想像します。
夏の家族旅行、学校に行った時に、綺麗に焼けていたら
友達にも「家族で海に行ったんだよ」と自慢できる、
私たちは「夏の英雄」になれます。
これは塗るしかないでしょう!と兄弟で決定して購入しました。
兄弟で身体にぬりぬり。お日様、にっこにこ、てかてか、つやつやに光ってます。
朝から晩までずっと海です。本当に1日中海にいました。
貝殻拾って、海で泳いで、すいか食べて。
夏の太陽、あなどってはいけません。
我々兄弟は望みどおり、こんがりやけました・・・
おおやけど、です(汗)
やけすぎです。
うちは父がえらい色白で、兄弟は基本白い人たちです。
これが黒くならないんですよ。ほんとうに、かわいそうなくらい真っ赤。
考えてみれば、只でさえ焼け易いのに、オイルを塗ったわけですから、
火に油をそそいだわけです。
夜中になると、うちら兄弟全員、発熱。阿鼻叫喚の地獄絵図。
のどは、渇くわ、熱で苦しいし、肌は痛いし、寝られないし・・・
妹は、顔がぱんぱんに火ぶくれができて、その後結構大人になるまで、そばかすだらけの
キャンディキャンディ(基礎は日本人なんで、そんないいもんぢゃないですが)
弟は、肩がしみだらけ。
私はかろうじて、しみ・そばかすにはならなかったものの、
熱い、痛いの割には、たいした日焼け跡も残らず、学校に行ってみれば、
本当に真っ黒な子がいたため、夏休みの英雄になりそこね、焼け損でした。
その後、私の頭の中には、
夏⇒海⇒日焼け⇒熱い、痛い、苦しい⇒恐怖
という流れがすっかり定着してしまったため、いまだに海で泳ぐことに
若干抵抗があります。
あれ以来、日焼けオイルは全く使用することなく今に至ってます。
夏+ココナツの匂い(コパトー●。笑)に出会うたび、この夏を思い出します。