ブログネタ:部活何してた? 参加中
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中学校の時、背が高かったので、バスケットボール部に所属してました。
背は高かったのですが、

■足は遅い
■持久力はない
■気が弱くてリバウンドに入れば競りまける

の三重苦でした。

もちろん、スタメンなどなれるはずもなく、つまらなくなってきて辞めてしまおうと思っていた矢先の試合のことでした。

ゲームが、僅差で競り合っている状況で急に呼び出され、試合に投入されることになりました。

その時に部活の顧問に言われたことは、

「走るのもだめ、スタミナもない、ゴール下で競れば負ける。だけど、お前はなかなか綺麗なシュートを放るから、自信持ってばんばんシュート打って来い。」

でした。
それまで、あまり部活にて誉められずにきてましたが、生来のお調子者、言われたままを素直に受け止め、「は~い」とコートに入りました。

豚もおだてりゃ、は、私のためにある格言だと後々思いました。ええ、誉められて伸びるタイプです。(笑)

入った直後、味方チームメイトが、うっかりボールを私にパスしてきました。

あわわわわ(汗)
ぱ、ぱす、ぱすだよ、パスっっ

相手チームの執拗なプレスにとり着かれ、ますます、あわわとなり

そもさん・・・・・ぢゃなくて、なむさん(漢字出てきません)とシュートを打ちました。いや、シュート打ったというより、何とかその場から逃げたい一心でほおり出したというか(笑)、だって、しつこいんだもん。

ボールは軽く孤を描いてネットに沈みました。






な、な、なんと
三点シュート







うっかり、たまたまにもほどがあります。私、唖然。



・・・快挙です・・・
溺れる者はわらをもつかむ

いやいや、
棚からぼたもち

・・・・・私、誉められて伸びるタイプです。

その後、色々あってチームは勝ちました。

実はこの試合が私にとっては最後の試合になったのですが(やっぱり、根性なしがたたって走るのがしんどくて。この根性なしぃ)、顧問からの大抜擢のことは今でも忘れていません。

人は、自分が知らない長所を認められると思わぬ力を発揮するものなのですね。

そんなことを思い出しました。