先日、大好きな村上春樹さんの新しいエッセイを読みました。新しいとはいっても出版されたのは2015年になります。なかなか図書館で借りることができなくて、やっと順番が回ってきたのです。
こちらは小説ではなく、世界のあちこちを旅したことが書かれている紀行文です。こういったエッセイも、独自の視点でユーモアを交えて書かれておりとても面白いんですよ。
タイトルは「ラオスにいったい何があるというんですか?」です。ちょっと変わっていますね。
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163903644
その中で、なんとオレゴン州ポートランドに行ったというくだりがあり、とても驚きました。いつ行ったかは書かれていませんが、私も行ったことのある街へ行かれた、というのは何とも嬉しい驚きです![]()
ビールもお好きだし、マラソンもなさるので、ポートランドはなかなか楽しめたのではないでしょうか。オレゴンはクラフトビールも有名ですし、ナイキの本社もあります。
また、全米一の面積を誇るパウエル書店もあり、そこへ行った際に店員さんからサインを求められたとか。この書店のことは村上さんも気に入ったようですね。
私も行ったことがあるし、また行きたいと思っている書店なのでますます嬉しくなりました。
ナイキの本社へも行かれたようです。私は観光バスの車窓から眺めただけですが、相当に広いということは見てとれました。
この本社にはジョギングコース、ジム、プールなど様々なスポーツ設備が完備され、社員は好きなように使用できるそうですよ。
これはナイキ本社の入口で、手前にサッカー場が見えています。観光バスで通りがかった時プレイしている人たちが見えました。

走ることがお好きな村上さん、こちらのジョギングコースを走らせていただいて、「世界で一番素晴らしいジョギング・コース」といってもいいくらい気に入られたようです。
村上さんはご自身でお料理もされますので、ポートランドの食の豊かさについても言及されており、やはり好印象だったようですね。
こんなに食べ物が美味しい街に住んでいたら太ってしまうのではないかと思う人、大丈夫ですよ、この街の川沿いには素晴らしいジョギングコースがありますから。ということが書いてあって、さすが!と思いました。
こう言われたら太れないですね...。ちゃんとトレーニングなさっている方の言葉なので重みがあります![]()
作家友達に勧められて食べたお料理のことも書いてありました。その中でひときわ印象に残った話があります。
いろいろと食べたおすすめ料理の中で、いちごを使ったサラダがありました。友人がすすめた理由は、特定の時期にだけとれる「フッド(Hood)・ストロベリー」という小粒のいちごが使われているからだそうです。
それを読んで、ポートランドへ行った時に食べたお料理のことを思い出しました。いちごを使ったサラダ、私も食べたんです。
ディナーででてきたサラダにいちごが使われていました。ちなみにこちらです。
たしかソースにもいちごのような、甘酸っぱい味がしていたような気がします。
もちろん、このいちごが「フッド・ストロベリー」かどうかは分かりません。ある時期にだけ採れるそうですが、村上さんが行かれた時期がちょっとわからないので![]()
でも、このお話を読んで、いちごをサラダに使うというのはポートランドで一般的なのかなと思ったんです。
葉物野菜のサラダにいちごを使う、というのは私自身はそれほど日本で食べたことがなかったので、出てきた時はちょっと驚きました。もちろん美味しかったですよ![]()
こうして、後からでも自分が行った旅行を思い出させるようなことに触れるのは、なんとも嬉しいものですね。
この文章を読んで楽しかった旅の思い出が蘇り、またポートランドに行きたくなったのでした。
こちらの本は、ポートランド以外にも同じ名前のメイン州ポートランドやフィンランド、かつて住んでいたギリシャなどを訪れたことが書かれています。
ご興味のある方はぜひお手に取ってみてくださいね![]()
