5年目の節目を迎えました。

亡くなられた方の御冥福を心からお祈りするとともに、まだ困難な状況にある皆様の生活が少しでも良いものとなるように願っています。

地元のテレビ・ラジオ局では、5年目を前にしてしばらく前から震災特集の番組が多くなりました。正直、それを見るのは辛いです。

私は内陸部で被災したので、津波地域とは比べ物にならないくらい被害は軽くてすみました。でも、やっぱりいろいろ大変だったし、そういう番組を見ると思いだしてしまって悲しくなります。

悲しくなるとともに、自分はこうして元通りになっていることに後ろめたさも感じます。

でも、そう感じるということは、無事に今生きているということですから、そういうこともひっくるめて生きていかなくてはいけないと思います。

今日、朝はいつも通りに起きて、仕事に行き帰ってくることができました。あの日だって、そうやって朝はいつも通り出かけて、また家に帰ってくると思っていたのですが...。

それが一瞬にして消えてしまいました。何気ない日常というものの有難味をこれほど感じたことはありません。

今朝はよく晴れていて、気持ちの良い青空でした。震災の日、ほぼ一睡もできずに迎えた翌朝、同じようによく晴れていたことを思い出しました。

停電しているので、街はしーんと静まり返っていました。普通ならにぎやかな街が緊迫した空気に包まれていました。

こんなにお天気がいいのに、どうしてこんなことになってしまったのかな。とても現実とは思えないような、夢を見ているような気持ちでした。

あの日は雪が降ってきて寒かったな、とか、寒い中、スーパーに毎日何時間も並んだっけ、とかそんなことが浮かんできます。

改めて、自分が経験したことを忘れず、また日々のことに感謝の心を持ちながら過ごしていきたいと思います。