ファッションってよく考えたらキリがない。
おはようございます!
パリジェンヌシンプルファッションのエクレラージュスタイリスト・安永ひとみです。
本当は、間違えてるとかいう話がおかしいんだけども。笑
解説しますね。
正直、プロでも間違えますよ?結局、感覚や雰囲気が良ければいいってハナシ。
よくよく考えると、このコーデおかしくない?ってこと、あります。
プロでも。
ファッションを、他人の為にしている人からすると、ビックリかもしれませんが。
私は自分のためにしているので、間違ったなと思っても、全体の雰囲気を見た瞬間のことを忘れないんですよ。
「あの時、パっとみたとき、「いいな」って思ったから、大丈夫。」
これで終わりです。
それ以上悩まない。
明らかにおかしくて、変えなければいけないくらいの時は、買いに行きます。
そして、すぐに変更。
このコーデも、よく考えたらおかしいんですよ。笑
麦わらの中折れ帽に、ロックTに、カーキタイトスカート、バレエシューズのボルドー。
キレイめなんだか、可愛いんだか、ハードなんだか、ナチュラルなんだか。
よくわかんないですよね。笑
でも、このトータルの雰囲気を作って、全身を見てバランスが取れているように思ったんですよね。
決定的なのは、
- ・麦わら中折れ帽
- ・ボルドーのバレエシューズ
ですよね。
夏なんだか、秋なんだか。笑
でも、全体を見ると、なんか別におかしくないんですよね。
すんごく違和感あるほどではなく。
上から下に向かって、季節をグラデーションしてる感じで。
全身を見て違和感がなかった。
結局は、ファッションって、これでOKなんじゃないかと。
理屈こねてると、この微妙な時期が難しくなりますよね。笑
夏だけど、もう街中は秋色になっていってて。笑
気分は秋なのに。
そういう微妙な気持ちを表現するのって、ある意味その時期に合ってると思うんですよ。
そう思うと、やっぱりファッションって、自分の表現だなと思うんです。
レプシムローリーズファームで1500円でした~♪
イヤリングです。
ボリュームもいいカンジ♪
世の中のルールを一旦置いて、自分の気持ちを大事にしてみませんか?
自分がどんな雰囲気で着たかったのか?
そこが、やっぱり大事だと思うんですよ。
世の中が色々言おうと、あなたのことって、あなた以外誰も分からないんです。
上手く表現できるのって、あなたしかいないし、納得のいくコーデができるのも、あなたしかいない。
色々気にしてたら、この微妙な時期は乗り切れないし、次の季節にも置いていかれる。
結局、自分の感覚で全身を見た時に、雰囲気が良いなと思えばいいんですよ。
いつでも悩むのは、あなたがあなたと折り合えてない時。
自分がどうしたいのか?
そこを無視してしまっているとき。
世の中のルールにハマれない自分を否定してしまっているとき。
やっぱり、自分の心を置いてきたままオシャレってできないんですよ。
「センスに自信がない」
って言うけど、事実、今まで生きてきた分、ファッションを見てきてる。
そして、自分の好きなファッションがある。
だけど今は、自分のその感覚が今の時代に合っている自信がないから、センスに自信がないとか言う。
本当は好きなファッションがあるのに、それがアドバイスの時になって出るのは、今の時代に合っていない気がしているから。
好きなファッションは、確かに少し昔。
でもね、そこが元になっている今のファッション。
ファッションはいつでも、過去をうまく取り入れながら、今を作っている。
だから、あなたのセンスは、別に間違ってなんかいないし、間違いがない世界。
自信がないのは、本当は、他人に対してだと思う。
自分が問題なければ、それでいいんです。
他人のことを考えるのは、そのあとのこと。
ファッションは、間違いとかない。
間違っているのは、正しいとかそういうジャッジ。
もちろん、
「合ってる」「合ってない」はあります。
自分にサイズが合ってるか合ってないか?とか。
でも、これも、
自分がやりたい感じと合ってるのか?合ってないのか?
においての話。
他人からのジャッジで、間違ってるとか、ダサいとか、そんなのは計るほうが変な話。
いつでも、自分が自分に思う事でしかない。
だから、他人に「そのファッション間違ってる」とか「ダサイ」って言う人って、自分に言ってると思います。
他人のファッション世界観を知らないで言ってる人のことなんか、聞かなくていい。
あなたは、あなたの世界観を大事に。