この自由さがステキなパリ♪

 

 

 

 


おはようございます!
パリジェンヌシンプルファッションのエクレラージュスタイリスト・安永ひとみです。



このコメントを読んで、今まで頑張ってきて本当に良かった!と、思わず涙しました。
(いつもいただくご感想などでも同じように思うのですが、ここまで伝わっていることに感動しました。)



【今日のギモン】神奈川県・30代・女性・マイコさん(仮名)

 

 

 

ベーシックアイテムを少しずつ揃えて、毎朝時間をかけては失敗していたコーディネートがすんなり決められるようになって来ました。

 

その日の天候やTPOや気分にあったものを身に付けると、なんとも言えない充実感と安心感に包まれる事が分かってきました。
そして、安心感=自己肯定感=自信に繋がるんだなーという事も。
もっと早くこの体験をしたかったと思っています。
 
パリジェンヌやオシャレな人達は、どうやってこの感覚を身に付けるものなのでしょうか?
 
産まれもってのセンスだけでは無いような気がして来ました。
私の子供にも、この感覚を伝えてあげたいので、参考までに教えて下さい。

 

 

 

 


【今日の安永案】
マイコさん、いつもありがとうございます!!
マイコさんのコメントを見て、本当に嬉しすぎて感動してしまいました。
私のメッセージを受け取ってくれてありがとうございます!!



フランスの方々は自由を愛する人たち。
日本の文化では考えられないのかもしれませんが、フランスでは自由を優先します。
自分たちが自由でいられること。
特に心が自由でいられることを大事にしていると思います。

それが自分を大事にすることに繋がっているのではないでしょうか?
私は、彼女たちを見て、そう感じます。
(私が出会ったパリジェンヌの人数は少ないですが、そう感じます。)





情緒豊かな感性も自由な心があってこそ。
フランスの方々は、日本の四季が好きな方も多いと聞きます。
美しい物を美しいと思い、味わいたい。そんなところもあるように感じます。
そして、白黒ハッキリしない感情の揺れみたいな物が好きな方が多いです。
アーティストが多いのも納得です。
アンニュイ(=気だるそうな)な表情が魅力的なのも、そこなのでしょうか。。。

酸いも甘いも、現実に起こっていることすべての自然な成り行きを、そのまま受け入れる。
そんなところもあり、全ては心が自由であることを優先しているからなのではと思います。

上手に説明出来なくてスミマセン。
でも、上手に説明できちゃうのも違う気がするのです。
それがフランスであり、それがパリジェンヌなのではと思います。





だから、「年を重ねていくことがステキ♪」という価値観がある。
自然なままで良いのです。
でも、美しくないことは好きではない。
なので、猫背はダメなんですよね。笑(直さなきゃ。)

でも、年を重ねてでしか得られない年輪のような、顔のシワやシミは、パリジェンヌにとっては素敵な勲章のようです。

私が思うに、「年を重ねただけの経験があり、それに基づいた見方や見え方があり、そこからさらに良い選択ができる。良い時間を過ごすことができる。」そういうことで、「年を重ねていくことがステキ♪」という価値観があるように思えます。






その眼差しから、昔のドラマが見える。。。
そんな年齢を重ねたからこそのドラマってあるじゃないですか。。。
人生紆余曲折があって、そこにドラマがあって。
作り物じゃないドラマだからこそ、本当に思うようにいかなくて。。。
そういうことに価値があるのだと思います。

これまたうまく説明できませんが、私は「紅の豚」という映画が好きなのですが、最後のシーンはそういった感じに近いと思います。
「その後の話はヒミツ。」
そういう感じがステキで、この終わりも含めて私はこの映画が好きです。
その感じがパリジェンヌの感じに似ているように思います。






全ては、自分らしさを大事にした生き方だから。
自由である=自分らしさを大事にすること。
こんな感じだから、素敵な雰囲気が表現できていて、また素敵な時間や空間を味わうことができるのだと思います。
そこからくる心の余裕が、ファッションなどに表れていると思います。

必要以上に気にしすぎない。

それが、日本と違うところです。






パリジェンヌが「Non(=NO)」から始まるのは、自分があるから。
そして、Nonから始まったって良いのです。
違いを嫌わないというか、違って当然なのです。
みんな一緒すぎは嫌い。
でも、ミーハーなパリジェンヌもいるんですけどね。
基本的には、どこかしら小さくても違うところを作ろうとしています。

そういうところでも自分らしさを出していると言いますか。。。笑
でも、それが本当の個性だと思います。





日本では足並みを揃えないと「白い目」がありますよね。
フランスは違って当然ってくらいに、揃ってなくても気にしません。

私はフランスの上司に一度意見したことがあります。(かなり上の上司なはずなのですが。。。汗)
でも、彼女は拙い私の英語でも一生懸命聞いてくれました。(ほぼ単語。笑)
私が何を感じ、どんな意見を持っているのか?
そこを重要視していたのです。

ちゃんと考えて言っていることが分かれば、「OK」を出してくれました。
「やってみな。」そんな感じです。
成功すれば、「あなたの言うとおりね」と言って、さらにその案を活用してくれました。

そういうところでも、心の余裕を感じるのです。
それは、自分を大事にしているから。
自分を優先しているから。
ただの自己中とは違いますよ。笑







私は、そういうパリジェンヌを伝えたかった。
そして、お悩みの方はシンプルになれない方が多かった。
だから、パリジェンヌのシンプルファッションを伝えることに繋がりました。

必ずしもパリジェンヌが同じ方向から考えて、そのオシャレにたどり着いているとは限りません。

私が感じたことを皆さんに伝えようとしたら、ベーシックを重要視すると伝えたほうが伝えやすかったからです。
パリジェンヌはシンプルを愛しているだけなのだと思います。






考え方や身の回りをシンプルにしてみるだけでも違う。
人間関係のこととか、自分のキモチとか、ごちゃごちゃしちゃうことってありませんか?
でも、一度シンプルに考えてみてください。

誰かにどう思われるとか、そういうのを捨ててみてください。
そうすると、きっと心が自由になると思います。
自由になったら、何か感じることができると思います。

何かを見て感じることを優先してみてください。
理屈より感じること。
景色を見て感じることを表現する。とか、そういうことでもいいと思います。

お子さんは、大人よりその点は上手です。
きっと教えなくても、すでにできると思いますよ。^^♪





マイコさん、いかがでしたか?
この続きで書きたいことがあります♪
また書かせてください。
私がシンプルやベーシックを推す理由を書きたいです。^^♪



 

 

 

 

 

 

 

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