この「スタピ通信」は松村潔さんが好きなかたや、恒星探索などをされているかた向けの記事となっています流れ星

 

2020年にNOTEとYouTubeでひらかれた松村潔さんの「新・松村塾」に参加していたので、スタピ用タロットの内容も頭に入っているのですが、改めて文字で読みたくなり、手始めに2018年出版の『タロットの神秘と解釈(松村潔著)』を読んでいくことにしました。

(「新・松村塾」の内容と直接つながっている本は『タロット哲学』ですが、先に出版された『タロットの神秘と解釈』を所々しか読んでいなかったため先にこちらを読んでみます)。

 

本の内容を書きすぎると著作権的に微妙かなと思うので、書いてある内容を受けていろいろと思い出したことなどを記録しておきます。

 

とりあえずまずは「0愚者」の項目を読みました。

その中で、松村さんは初めて愚者のパスワークをした時に、宇宙空間を旅する船に乗っていて、この船はどこにいくのか?と考えると、「アンタレス」という声が聞こえた、という話が出てきました。

そしてこのアンタレスは太陽系外の中央駅・案内所のようなものだということでした。

 

こちらをみて、2017年に松村さんのWebサロン「変性意識編成会」に参加した時のわたしの初めての恒星探索のことを思い出しました。

わたし自身はこの頃から明晰夢を活用することを覚えたのですが、初めて恒星探索で明晰夢にはいった時にやはり「アンタレス」という声が聞こえました。そこが恒星の中継地点だと今回改めて本で目にして、あの時の「アンタレス」はそういうことだったのか、と思いました。

 

ちなみにこの2017年のころのわたしの恒星探索はぜんぜん安定しておらず、明晰夢で飛んでも、ほんの少し言葉が聞こえたり、シンボルのようなものが見えたり、というだけのことが多かったです。

しかも見える文字も古代の楔形文字か甲骨文字のようなものばかりで、解読不能なことも多かったです。しかし夢の中で目覚めて、わかりやすく古代の大きな石板などの見える体験をするとほんとうに面白くて、明晰夢を見るたびにわくわくしていました。

もちろん今でも明晰夢はわくわくします。

 

本の内容に戻ると、他には「境界の犬」の話で思い出すことがありました。

「境界の犬」とは松村さんの本を読んでいるかたにはお馴染みの話かもしれません。境界線を超えて外に出ようとするとあらわれる犬のことで、これは一個の世界の防衛機能で、それを見た時に多くの人は恐怖を感じ、二度と境界線には行きたくないと思うようになる、というのが本書での内容です。

 

松村さんは夢の中などで外宇宙に飛び出すときにはそれ相応のショックがかかる(肉体側の意識の防衛機能などによる)、という話をたまにされていると思うのですが、この「境界の犬」の話をみてピンとくるものがありました。

 

わたしはやはり明晰夢に入って違う場所に上昇(または下降)する場合には、フリーフォールに乗った時のような圧や、恐怖心がありました。現在は慣れっこになったのでこの圧は平気になりました。

 

さらにもうひとつ、「夢でどこかに飛ぶ時は怖い夢の途中で明晰夢に入ることが結構あるな」と思っていました。

どこかに飛ぶ時にはよく夢の中で恐怖を感じる対象がいて(それに追いかけられている時もある)、そこで明晰夢に入り恐怖の対象から逃れて思いきり飛んだあとに月のステーションや恒星にたどり着いているのです。

この恐怖の対象の正体は「境界の犬」なのかなと思いました。