勇気を持って
子供の時の話を書いてみます。
私が２歳か３歳くらいの記憶です。
兄を幼稚園に送って行った後
二層式の洗濯機で洗濯をしている間に
掃除機をかけるのが
母の日課でした。
私は
邪魔にならない場所に移動しながら
椅子に座って見ていました。
洗濯が終わると
掃除を途中でやめて
ベランダに干しにいきます。
私もついて行きます。
ベランダの柵の間隔が
子供がすり抜ける幅で危ないため
窓の下に椅子を置いて座らされていました。
退屈なので
窓の外を眺めていると
神社の杉の木の上に
黒い馬に乗った人がいました。
「木の上に馬に乗った人がいるよ」と母に言うと
驚いた様子もなく
「神様だね」と言いました。
子供ながらに神様の意味も分からず
神社にいる人だと思いました。
それから毎日のように
窓から木の上の黒い馬に乗った人の様子を
見ていました。
毎日
同じ杉の木の上で
同じポーズをしています。
黒い馬にまたがり
左手で手綱を持ち
右手に剣を持って振り上げています。
動くことはありませんでしたが
風が吹くと揺れることがありました。
夜はどうしているのか見てみると
黒いシルエットで
ずっと同じ場所にいました。
３６５日
同じ木の上で
同じポーズをしていました。
小学生に上がる頃には
黒い馬に乗った人は
木の枝葉にしか見えなくなりました。
何となく馬に乗った人のような形はしています。
ある日
突然です。
心の中に浮かんだことは
また会えるだろうな
と思いました。
しばらくして
黒い馬に乗った神様と
怖そうな初老の男性と
成人の女性の3人が出てくる
夢を時々見るようになりました。
全員、平安貴族のような
重そうな着物姿でした。
大人になってから
その神社について調べてみると
創建は長岡京遷都のころ
３柱の神様が
祀られていて
馬に乗っていた神様は
女性の神様の子供で
女性の神様のお父さんが
初老の男性だと分かりました。
夢に出てきた3人は
3人とも神様として
祀られていることに
大変驚きました。
黒い馬に乗った神様との
ご縁は
大人になってからも
続いていきます。
霊性に意識を向ける人生は
子供の頃から
続いています。
この経験から分かることは
生まれ変わる場所は
生きている間の思いや
行いで決まってくるということです。
神社のすぐ近くの家で
しかも
窓から木が見える
家族を選んできています。
今は
台風で神様がいた木は倒れてしまっています。
周辺には住宅地が増えて
森全体の力も落ちているように感じます。
生まれてくるタイミングも
重要なことなんですね。
神様と人は相互の関係にあります。
神様はいないと思っている人は多いです。
思いが共有できない時
とても残念に思います。
とはいえ
神様との繋がりを
強くすることは
誰でもできます。
信じていない人も
何かの切っ掛けで
神様と繋がりが強くなる人を
何度も見てきました。
神様と人は相互関係にあります。
まず
人が神様を誤解していることについて
運が良い
運が悪いは
人の行いの結果で
神様がしていることではありません。
神様は常に
助けてくれます。
毎日
私たち一人一人を
気にかけてくれています。
助けを受け入れるか
受け入れないか
私たちの自由に任されています。
神様は
人を責めることは
しません。
私たちにも
人を責めることを
しないようにと言っています。
神様が私たちに与えてくれたのは
許す権限です。
人は許す力を使って
人を助けることができるように
なっています。
この世界での
過ごし方を簡単に
教えてくれています。
神様との繋がりは
思いの強さによります。
自分のことを
思ってくれている人とは
親しい関係になります。
そうでない人と
親しくなることは
難しいです。
毎日
毎日
神様を思って過ごしている人は
それだけ
神様との繋がりが強くなります。
今世だけでなく
来世まで影響していきます。
子供の頃
神様が見えていたのは
そうした理由があります。
決して
特別なことではなく
見えない世界は存在していて
私たちの日常生活に
溶け込んでいます。
霊性を大切にする心理カウンセリングをしています。公認心理師ですので安心してお悩みをお話することが出来ます。宜しくお願いします。真田一。
— 霊性を大切にする心理カウンセリング KC心理スタジオ (@kcsinri) April 16, 2024
