石井ジョゼの!DEAD-FISH-EYES -20ページ目

SOMECITY 2015-2016 TOKYO 1st 終盤戦直前コラム「FREE」

2015-2016 TOKYO 1st 終盤戦直前コラム
「FREE」


今季のSOMECITY TOKYOは例年以上の大混戦。
その大混戦の中で、ボーラー・チーム関係者・ファンに皆々様を一部混乱に貶めているのが、今季から採用された新ルール・「ロスター制度」である。概要は以下の通り。


<ロスター制度>
15人のシーズンロスター枠制度から、8人のロスター枠制度へ変更。ロスターは2種類あり、

1.シーズンロスター(固定枠)
6名まで登録可能。シーズン中は追加登録/変更は不可能。
※シーズンアウトの怪我など、何かの例外的な事情がある場合を除き

2.フリーロスター(自由枠)
→何名でも登録可能。シーズン中も自由に登録/削除、変更可能。
ただし1イベントに同時にベンチ入りできるのは最大2名まで。
※登録の追加、変更、削除は試合当日16時まで可能とする。
※他競合リーグへの出場が可能。

つまり、ロスター登録された選手の内、シーズンロスター(最大6名)とフリーロスター(最大2名を合わせた最大8名が当日の試合にベンチ入り出来る(出場可能になる)のだ。今回は、第5戦終了時点の順位をなぞりながら、SOMECITY 2015-2016 TOKYO 1stを戦う全8チームのロスターと、残り2戦の展望を綴ることにする。



1位:UNDERDOG(5勝0敗)

◆シーズンロスター
#1 DAISUKE、#17 TATSUROU、#11 TOMOYA、#5 TAKA、#9 WETTY、#2 YUSUKE
◇フリーロスター
#33 M21、OGK、#3 KOJI、NEKI、#91 WORM、#15 NEKI、MONEY

■今後の対戦チーム
SIMON(第6戦)、BLACKTOP(第7戦)


開幕5連勝でPLAYOFF進出一番乗り。ダンゴ状態の残り7チームを横目に、圧倒的な強さで単独首位に君臨するのがUNDERDOGだ。チームを牽引するのは、いよいよどうにも止まらなくなった#1 DAISUKE。「この舞台に立つようになって、スキルアップを実感している。今がバスケットボール人生史上一番楽しい。」と語るアマチュア最強の男は、2シーズン目を迎えたイエローコートで、更なる進化を遂げていた。リーダーシップ、アシスト、決定力、どれを取っても非の打ちどころは無し。中でも、シグネチャームーヴになりつつあるターンアラウンドからのジャンパーは、華麗以外の言葉が見当たらない。間違いなく、今日のSOMECITY TOKYOを牽引するボーラーの一人である。
フリーロスターからはハーフコートバスケットボールのスペシャリスト・#91 WORMが皆勤賞。残り1枠は福岡県に移住した#33 M21、オフシーズンを迎えたbjリーガー・#3 KOJI、NBLからは#27 MONEYら、日替わりで黄金時代を支えたメンバーが日替わりで登場する、何とも豪華な顔ぶれ。シーズンロスター(固定枠)に目を向けると、今季から加入した#11 TOMOYAとDAISUKEの実弟・#2 YUSUKEのWシューターの破壊力が凄まじい。誰がコートに立っても全く見劣りしないロスター陣は全8チーム中NO.1。黄金時代の彼等を含め過去どのチームも成しえなかった、リーグ戦全勝優勝も夢ではない。



2位:SIMON(3勝2敗)

◆シーズンロスター
#5 RYO、#9 YUYA、#14 OIKAWA、# SHO、#34 RYUTA、#20 KAWATE
◇フリーロスター
#3 HACHI、#7 ACHANO、#27 SHIBATA

■今後の対戦チーム
UNDERDOG(第6戦)、TOKYO BEAST(第7戦)

「昨シーズンがああいう形で終わってしまって…チームとしても個人としても、あんな思いは二度としたくない。あれから選手同士ぶつかったり、オーナーのMIURAさんとも怒鳴り合いになるくらいぶつかったりして、一時はチームが崩壊しかけたけど…やっぱり皆SIMONが好きだからチームに残りました。それから何かが解けて、徐々に噛み合ってきて。今季は不満なくプレー出来ているのが観ていて伝わるんじゃないかと思います。今シーズンは観ていて応援したくなるようなプレーを見せたいです。優勝を目指せるチームにしたいと思っているので、応援よろしくお願いします!」と、ポイントゲッターの#27 SHIBATAが語る通り、今季のSIMONは何かが変わった。明らかに危険なファールの数も目に見えて減り(無くなるにこしたことはないのだが…)、開幕戦でF’SQUADとの遺恨試合に敗れたものの、その後は回を追うごとに調子を上げて現在は2位タイをキープ。他リーグでもコンビを組むフリーロスター登録のSHIBATAと#7 ACHAは開幕から全試合出場を続ける。息の合った連係は今のところ誰も止められていない。生まれ変わったSIMONのバスケットボールに注目したい。



2位:F’SQUAD(3勝2敗)

◆シーズンロスター
#7 K-TA、#10 AB、#0 KATSUO、#14 OGT、#2 AGE、#91 KYONOSUKE
◇フリーロスター
#4 HARASHOW、#18 MATSU、#27 DAIKI

■今後の対戦チーム
KIDROC(第6戦)、勉族(第7戦)

第5節を消化して、いまいち波に乗り切れていない感のあるディフェンディングチャンピオンのF’SQUAD。現在2位タイに位置するものの、「怪我人が多くて正直キツい」と絶対的エース・#7 K-TAが漏らす通り、手薄なロスターに不安を抱える。シーズンロスターに登録されたKATSUO・OGT・AGEの3人は第5戦終了時点でDNP。フリーロスターに登録された#18 MATSUは負傷離脱し、#27 DAIKIも故障の影響で休みがち。「色々な選択肢がある中で、自分達が懸けている舞台で何をしたいのか。F’SQUDは何を見せられるのか。そういう部分には拘ってやっていきたい。」オーガナイザーも兼任するK-TAの言葉には、いつだって覚悟が感じられる。ルーキーシーズンで2014-2015 THE FINAL MVPを受賞した#91 KYONOSUKEの遊び心溢れるプレースタイルに、一瞬で心を奪われた方も少なくないはず。最高の舞台を、遊び尽す。SOMECITY TOKYOモデルチームの目指すモノは、勝利の向こう側にある。F’SQUADもSOMECITYも、まだまだ、こんなモンじゃない。


4位:TOKYO BEAST(2勝3敗)

◆シーズンロスター
#1 KING、#9 YUJI、#29 D、#3 GOUSHI、#38 MIHA、#49 409
◇フリーロスター
#11 TAKA、#13 SOGEN、#23 KIKU、#87 C

■今後の対戦チーム
BLACKTOP(第6戦)、SIMON(第7戦)

フリーロスターからは#13 SOGENと#23 KIKUの2枚看板を起用し、シーズンロスターからは#3 GOUSHIと#38 MIHAの関東実業団コンビがコンスタントに出場を果たすなど、今季は戦力に厚みが出た印象のTOKYO BEAST。「PLAYOFF進出を考えると、前半戦で3勝しておきたかったのが本音かな。ただ、#23 KIKU(第2戦で復帰)にしろ#9 YUJIにしろ、怪我人が居る中で居る人間で良く戦えていると思う。」と#49 409は語る。残り2戦の結果次第では上位も下位もあり得るボーダーライン上の4位タイに位置しているため、PLAYOFF進出のためには、あと2勝が最低条件になってくるだろう。先ずは次節・第6戦でBLACKTOPに勝利してレギュラーチーム自動降格の可能性を失くしておきたいところ。



4位:平塚Connections(2勝3敗)

◆シーズンロスター
#2 SHIGEO、#41 KEN、#15 UME、#14 SHUTO、#9 CHIHIRO
◇フリーロスター
#5 TATSUHITO、#7 SUKE、#9 CHIHIRO

■今後の対戦チーム
勉族(第6戦)、KIDROC(第7戦)

チート化されつつあるため、特別強烈なインパクトは残していないように思えるが、今季の#9 CHIHIROのパフォーマンスが凄まじい。調子の上がらない#2 SHIGEOと、手術で第5戦から復帰した#5 TATSUHITOの分まで、チーム全得点の半数以上を上げる正に鬼神の如き働きぶり。「勝った試合は快勝しているだけに、開幕戦と第3戦で、僅差で敗れたのが勿体なかった。ロスター制度の関係で今年から平塚Connectionsを二つに分けて、TATSUHITOが手術して…激動のオフだったんですけど、段々とまとまってきたかな。」と、ここまでの戦いを振り返る不動のエースに、残り二人の「平塚三銃士」が加わり、アグレッシブなディフェンスとトリッキーなハンドリングで着実にプレイングタイムを増やし始めた#41 KENあたりが一皮剥けてくるようであれば、まだまだチーム状況は上がっていくはず。彼等がこのまま終わるはずがない。終盤戦の最注目チームだ。




4位:勉族(2勝3敗)

◆シーズンロスター
#58 魚住、#10 イケちゃん、#24 カジ君、#3 てる、#27 てつ、#32 ジョンコヤマ
◇フリーロスター
#1 ぬま、#96 ダークロ、#6 仮エース、#3 バンカー、#53 ヨースケ、# ハセ、# マー坊、# コヤス、# つよぽん、# イノッチ、# ちゃん岡

■今後の対戦チーム
平塚Connections(第6戦)、F’SQUAD(第7戦)


全8チーム中、最も新ロスター制度に苦しめられているチームが勉族である。フリーロスターからは毎試合2名しか登録できないため、昨シーズンまでの鉄板トライアングル「#1 ぬま-#6 仮エース-#96 ダークロ」を、今季は形成することが出来ない。長年チームを支え続けた怪物スコアラー・仮エースに至ってはイエローコートに姿を現さず、SOMECITY TOKYO最強ビッグマンの一人ダークロも第2戦以来目にしていない。同じフリー枠で420から移籍の#32 ハセが開幕から#1 ぬまと共にコートに立ち続け、柔らかいパスから#24 カジ君のアウトサイドシュートをアシストする場面が目立つが、スコアラー欠乏症は誰の目から見ても明らか。「残り3試合全部勝てば(自動降格回避は)どうにかなるから。フリー枠から一人駒を増やして、勝ちにいくよ。」と#1 ぬまが語る通り、迎えた前節の5戦では、bjリーガー・#1 ヨースケが司令塔・ぬまに代わってジョイン。圧倒的な得点能力でゲームを支配して、第2戦以来の白星をチームにプレゼントした。しかしながら、残り2戦の対戦相手も実力者同士で、一瞬たりとも気の抜けない崖っぷちの状況が続く。勝敗数が同率の場合は直接対決の結果が順位の優劣を決めるため、1勝4敗のBLACKTOPに勝利していることがせめてもの救いか。苦しい戦いが続く柏のエンターテイナーは、たった2枠のフリーロスターが命運を握る。



4位:KIDROC(2勝3敗)

◆シーズンロスター
#09 KOJI、#05 NARUSE、#81 NAOKI、#40 KO-TA、#21 TAKUMI、#06 MANTAS
◇フリーロスター
# SAKKA、# HAYATO、# TORU、# Yohey、# YUJI、#16Flip、# TSUKASA、#27 SHUN

■今後の対戦カード
F’SQUAD(第6戦)、平塚Connections(第7戦)

開幕3連敗後の2連勝で、4位タイにまで順位を上げてきたKIDROC。チームディレクターを務めるハナメガネタカノリ氏が「空気を変えられる選手」と称える#21 TAKUMIの合流が間違いなく大きい。シーズンロスターに登録されたオフシーズン中のbjリーガーは、第3戦で初出場を果たすと、ズバ抜けたオフェンススキルでインパクトを披露。UNDERDOGを相手に敗れこそしたが、最強軍団を黙らせて会場の度肝を抜いた。続く第4戦では、同じく今季初出場の#34 Yoheyが大爆発。これまで出場機会を得られなかった鬱憤を晴らすかのようにシュートを決め続けて、チームに闘志を注入。確固たる得点源が2つ出来たことで、ハードワーカー・#05 NARUSEにも輝きが戻ってきた。#2 TSUKASA勢いだけなら全8チーム中No.1だろう。昨シーズンは開幕4連勝後の3連敗で惜しくもPLAYFF進出を逃してしまった悪ガキ軍団。2シーズン目の、悲願のPLAYOFF初出場なるか。



6位:BLACK TOP(1勝4敗)

◆シーズンロスター
#12 UG、#73 LAWRENCE、#5 KAZUYA、#44 KOSUKE、#93 RYU、#11 SAWA
◇フリーロスター
# YOHEY、#HIRYU、#KD

■今後の対戦チーム
TOKYO BEAST(第6戦)、UNDERDOG(第7戦)

第5節終了時点で、最も自動降格に近いチームがBLACKTOPである。開幕戦で平塚Connectionsから挙げた会心の勝利以来、白星から見放され続けて、気づけば泥沼の4連敗。第3戦ではフリー枠から現役カレッジボーラー・HIRYUが登場したが、消化不良な泥仕合の末F’SQUADに敗北。第4戦では現ballaholicディレクター・TANAがベンチに入って指揮を執ったもののSIMONに力負け。第5戦では戦力が整ったKIDOROCを相手に最年長の#12 UGが健闘を見せたものの、30-29で1点差の惜敗を喫した。ゴール下の砦・#11 SAWA、クレイジーダンカー# KDら、化学反応を起こすための根拠は揃っている。しかしながら、原石以上ヒーロー未満の誰かが何処かで化けない限り、自動降格はおろか残り2戦で白星を挙げることは難しいだろう。いよいよ、後が無くなってきた。


くどいようだが、今シーズンのSOMECITY TOKYOも、残り2戦。
あと2回しかない最高の舞台・イエローコートを、どうか自由に楽しんでほしい。