株式投資では「割安なものを買う」というのが鉄則です。
(最近は高値を追わないと勝てない相場ですが・・・)
そのためには「PER」と「PBR」を利用するのが簡単で効果的と言えます。
「PER(株価収益率)」は、株価がその企業の「1株あたりの利益」の何倍まで買われているかを示すものです。倍率の目安も、大型株、小型株といった規模やセクターによってまちまちです。
「割安」といわれるときには「同業」と比べるときもありますし、「市場全体」と比べられることもありますが、おおむね10倍前後であれば間違いないはずです。
人気化していたり、仕手化していたりする銘柄は100倍を遙かに超えるところまで買われることがありますが、このような銘柄に手を出すのは失敗の元になります。
もちろん、PERが割安だからすべて安全だということではありません。
たとえば、今期のPER10倍だったとしても、来期以降、業績の展望が暗ければ安値に放置されますし、さらに売りたたかれたりすることもあります。常に割安に放置されているのは何らかの理由もあるわけです。
PERだけを頼りにするのは危険ですが、決して無視することはできないのです。
次に「PBR」です。これは「株価純資産倍率」といって、株価がその企業の「1株あたりの純資産」の何倍まで買われているかを示すものです。
ちょっと前に、東証がメスを入れたのがこの指標です。
株価純資産倍率がー倍であれば、その株価ですべての株式を取得して会社を解散すれば、 理論的には差引ゼロになるのです。これを理論上の解散価値ともいいます。
このことを踏まえるとPBR0.5倍以下なら割安と言えるでしょう。
株価が資産価値の半分までしか買われていませんから、底値では間違いなく買いになります。
PBRもPERと同様にさまざまな見方がありますから、割安に放置されていれば、 その理由をしっかり分析することが必要になります。
ただし、これらの指標が使えるのは中長期の投資スタンスに限られることだけは、念頭に置いておくべきでしょう。