8日、慈恵院へ行ってきました。
6日夜遅く・・・クレストが永眠しました。
この日は出産などで忙しかったので私の手が空くのを待っていたかのようで、
おちついた夜遅く静かに逝きました。
マリオンのおばあちゃんでもあり、当ケネルの基盤になっている子です。
私のそばにいつもそっといてくれた子でした。
何度経験しても、わかっていても別れは辛いです。

私は20年以上前からお別れは慈恵院でお願いしています。
ここは動物専門のお寺でとても丁寧に悲しい気持ちを受けとめてくれる場所です。

ブリーダーをしているとお願いする事は普通の人より多いです。
どの子も立会い葬で送り出しています。
お経をあげていただきながら最後のお別れをします。
お骨上げまでの時間、合同碑等ををお参りしています。
4000坪の敷地をゆっくり歩いているとその子との思い出がどんどん出てきます。
ここでいっぱい泣いていきます。
お骨上げが終わると本堂でお経を上げてくださいます。
お経を聞くとまた思い出が溢れてきます。
最後に私に僧侶がかけてくれたお言葉。
『取り上げた数だけ別れがあるけれど、その間に幸せの種をたくさん撒いてくれます。
家に帰ればたくさんの子供が待っているのだから、悲しみはここに置いて
クレストとのあったかい気持ちだけ持って帰ってください。』
お話を聞くだけで涙が溢れ 悲しい気持ちが慰められると少し楽になります。
最後まできちんと見送ってあげられてよかった。。。そう思えるところです。
いつもはお星様になった事はブログではあまり触れずにいますが、
ペット葬儀のひどいニュースを見たので・・・。
今回のペット供養の問題は慈恵院の方も心を痛めてらっしゃいました。
http://www.jikeiin.jp/
クレストはうちに帰ってきてみんなのそばにいます。