賠償請求額わずか10円!? 『国選弁護人ユン・ジンウォン』 予告篇
■映画情報
「国選弁護人ユン・ジンウォン」
2016年10月1日(土) シネマート新宿、10月22日(土) シネマート心斎橋にてロードショー
キャスト:ユン・ゲサン「プンサンケ」、ユ・ヘジン「ベテラン」、キム・オクビン「渇き」、イ・ギョンヨン「インサイダーズ/内部者たち」
監督:キム・ソンジェ
脚本:キム・ソンジェ、チョン・ソンイル「パイレーツ」「7級公務員」
2015年/韓国/126分/カラー/ビスタ/ドルビーSRD/韓国語
日本語字幕:松本庭美
原題:소수의견(英題:THE UNFAIR)
配給:クロックワークス
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【ストーリー】
再開発地区の強制撤去現場で暴動が起き、警官が一名死亡。現場に立てこもりを続けていた住民の一人パク・ジェホ(イ・ギョンヨン) が犯人として逮捕される。ジェホの息子もまた現場で命を落としており、彼は「息子は警官に殺された。自分は息子を守ろうとしただけだ」と主張していたが、その言葉に耳を貸す者はいなかった。国選弁護人として事件の担当を依頼されたのは、コネも学歴もなく大きな訴訟の経験も乏しい三流弁護士ユン・ジンウォン(ユン・ゲサン)。彼も初めはジェホの言葉を疑っていたが、事件の概要を調べるとすぐ捜査記録には幾つかのおかしな点があることに気づく。国家事業レベルの再開発現場で起きたあまりに不自然な出来事に、ジンウォンの眠っていた功名心とわずかな正義感が動き始める。警察、検察、裁判所そして政治家たち、国家権力全てが事件を闇に葬り去ろうとする中、ジンウォンは世論を味方につけることを思いつく。そうして国を相手に起こされたのは、賠償請求額わずか100ウォン、ただ真実のみを求めた前代未聞の訴訟だった。果たして、裁判の行方は!?